作曲者「ハチ」と米津玄師の密接な関係とは

米津玄師と「ハチ」の関係おすすめ

「ハチ」というミュージンシャンを知っていますか?

初音ミクなどのVocaloidを使ってオリジナルソングを作っている作曲者です。ハチさんと米津玄師さんには密接な関係があります。

二人は同一人物、つまり本人です。

スポンサー

「ハチ」について

楽曲はどこで聞ける?

Vocaloidに馴染みのない方は少し聞きにくく感じるかもしれませんが、ドーナツホールなどは本人が歌っている米津玄師としての楽曲とも通ずる曲調であるためセルフカバーを想像できます。

一方で、Vocaloidでなければ発表していないのでは?と感じる、珍しい曲調のものも。

あまり作曲者について意識しない人は、これらの曲を同一人物が作ったとは気づかずに同一作者、それも有名な米津玄師だったとは!と驚いていました。

画力

上で紹介したドーナツホールのイラストMVも米津玄師本人が描いていて、ハイセンスさが見て取れます。

初音ミクやオタクっぽいのが苦手という方でも抵抗なく見られるのではないでしょうか。

アニメ「僕のヒーローアカデミア」では主人公のデクのイラストを描いていて、それも公式と見間違えるようなクオリティの高さでした。

もう一つのハチのVocaloidヒット曲「マトリョシカ」も、曲・イラスト共にハイセンスです。

ファンの反応は

米津玄師が初音ミクを使用した楽曲を作っていたことを知ってショックだった、という反応も見られました。

そういった反応をしていたのは米津玄師はかっこいい、オタクは気持ち悪い、初音ミクはオタクのもの、という方が主でした。

本人はどう思っている?

一方で、ハチ(米津玄師)は音楽ナタリーでのryo (supercell)との対談でこう語っています。

バンド崩れと言うか、バンドをやりたかったけどダメだったみたいな奴が、さらにオルタナティブな選択肢としてボカロをやる。クズたちの受け皿みたいな感じで機能していて、俺もその一員だった。そこでうまい具合に自分のやれることを見つけ出せたというか、自分にピッタリ合致するものを見つけた。それがVocaloidだったという感じかな。本当にたまたまですね。だからすごく感謝してるし、Vocaloidというものがあったから今の自分があるなと思う。

https://natalie.mu/music/pp/hachi_ryo/page/2

Vocaloidのいい所はめちゃくちゃ大変ですけど一人で音楽を完成させられて、歌えない人でもそれができる(米津玄師さんはハイクオリティで歌えますが)。

さらに、無名のボーカルではなくVocaloidファンがすでにある程度いたので自分の曲を聞いてもらえるという点にもあるでしょう。

名曲「砂の惑星」と込められた意味

初音ミク10周年で作られた曲です。

砂ばかりの世界で、どこか気だるげな初音ミクたち。

そういや今日は僕らのハッピーバースデイ 思い思いの飾り付けしようぜ

甘ったるいだけのケーキ囲んで 歌を歌おうぜ

有象無象の墓の前で敬礼 そうメルトショックにて生まれた生命

この井戸が枯れる前に早く ここを出て行こうぜ

ハチ「砂の惑星 feat.初音ミク」

初音ミク10周年。そして、多くのVocaloid作曲者が生まれては消えていきました。

「メルトショック」という単語ですが、対談相手であるryo (supercell)の曲に「メルト」があるんです。

これは初音ミクが出たばかりの頃に初音ミクの知名度を爆上げした大人気かつ原点に近い曲でもあります。

初音ミク版は公式にありませんでしたが、やなぎなぎアレンジカバーがありました。

「メルトショックにて生まれた生命」はまさに初音ミクブームに火をつけた曲であり、10周年というタイミングで使われる単語としてこれほどふさわしい言葉もなかなかありません。やはり、米津玄師の作詞力の強さを感じます。

砂の惑星の歌詞は、こう続きます。

ねえねえねえあなたと私でランデブー? すでに廃れた砂漠で何思う

いまだパッパパと飛び出せマイヒーロー どうか迷える我らを救いたまえ

ぶっ飛んで行こうぜもっと エイエイオーでよーいどんと

あのダンスホール モザイクの奥 太古代のオーパーツ

光線銃でバンババンバン 少年少女謳う希望論

驚天動地そんで古今未曾有の思い出は電子音

ハチ「砂の惑星 feat.初音ミク」

「ねえねえねえあなたと私でランデブー?」は先ほど紹介した「マトリョシカ」のサビ導入部分の歌詞と同じです。

「いまだパッパパと飛び出せマイヒーロー」は、ハチ作曲の「パンダヒーロー」

「あのダンスホール」は米津玄師と同じく人気ボカロPでありプロミュージシャンとなった故人、wowaka(現実逃避P)ヒトリエさんのワールズエンドダンスホールを連想させます。

他にも人気ボカロ曲であるモザイクロールを思わせる「モザイクの奥」や、初音ミクの曲の中でも熱烈なファンの多い千本桜を思わせる「光線銃でバンババンバン」など、ボーカロイドの歴史が詰まっています。

砂の惑星はゆっくりした気だるげなメロディですが、この部分だけが恐ろしく速いんです。

これは息継ぎが必要なく噛むこともないからこそボカロ曲に多い「超ハイテンポ」をここに持ってくると言うボカロ要素。

それでいて「すでに廃れた砂漠」とこの世界を表現し、砂の惑星でも「あとは誰かが勝手にどうぞ」と歌われ、ナタリーでもコメントしています。

他にも、下のようなコメントが。

故郷みたいなところなんで。別に「ボカロを休止します」って言ったわけでもないですしね。「やめちゃったんですね」みたいによく言われるんですけど、そうじゃなくて。「やりたくなったときにやれる場所として残しておいてる」という感じです。

音楽ナタリー 初音ミク10周年特集|ハチ(米津玄師)×ryo(supercell)対談 https://natalie.mu/music/pp/hachi_ryo

もしかするとハチとして何かをつくることはあるかもしれないし、ないかもしれません。

しかし、米津玄師さん、またはハチが音楽活動をやめるというのは、ちょっと想像できませんね。

まとめ

米津玄師さんがボーカロイドを使って曲を出していたなんて知らなかった、ハチと米津玄師は知ってたけど道津人物だったのか、なんて人もいたかもしれませんね。

もしかすると、やっぱりかっこいい人が初音ミクとか使ってたなんてショック、と言う方もいるかもしれません。

同じバンドグループでもボーカルが変わればガラっと印象が変わり、いつものは好きだけどちょっとこっちのパターンは好きになれない、またはその逆もあるでしょう。

しかし、素敵な曲を作る人はやはりボーカロイドという「ボーカル楽器」を使用しても本人が歌ったりプロデュースしても、どちらであっても魅力的な曲をつくるんだな、という印象があります。

ハチ作曲のものは他にもあるので、気に入った方は公式チャンネルから探してみてもいいかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました