歌枠感想
アゲハ蝶
ポルノグラフィティの曲は女性カバーがとても合うと思う。
アゲハ蝶は、というかポルノの歌はだいたい濃密な人生経験が詰まった曲だと私は感じて、だから重みや深みがある印象です。
姫のアゲハ蝶はそれとは違う魅力を持つ曲で、むしろ蝶の軽やかさや美しさを強く感じました。
だからこそ、蝶という物理的に軽い生物らしいか弱さもあり、ポルノ版の重く疲れ果てた蝶と、姫のうかつに触れたら傷ついてしまいそうな蝶の差異が楽しい。
まどまど🐧ナイトフィーバー(ルカルカ★ナイトフィーバー)
この歌枠より数回前から、一部の歌詞をまどか姫の名前や姫に置き換えて歌う場面が増えました。
過去に私は「まどか姫が気軽に替え歌しないところ好き」と言っていたんですが、今の姫の歌を聴いていてこうしたパターンも楽しく感じられるように。
考えを変えられた理由はいくつか思い当たります。
- 替えている部分の内容と比率
- 姫の歌が上手い
- 姫への好感度補正
内容と比率が私の中では結構重要で、ルカルカをまどまどに変えているだとか、他の曲の場合もあくまで原曲に遊びを入れた感じです。つい理屈で考えてしまいますが、単純に「好きだからOK」ということかも。
今回のルカルカ★ナイトフィーバーは初お披露目でしたが、歌枠の回数が多いにも関わらずマンネリしないのはこうした遊びや初お披露目曲の豊富さだと思う。高頻度の初披露曲って、とんでもないことですね。
もっとお姉さんぽく、という話が出ていた時、私はすでにお姉さんぽく歌ってるな〜と感じていました。
黒毛和牛上塩タン焼き680円
歌詞の意味がまだわからないというのも納得な、ちょっと変わったタイトルと歌詞の曲。
恋愛や二人の関係を焼肉に例えてるっていうのが面白いところで、この斬新さがまた初々しい恋愛の雰囲気に繋がっていて見事だなと。
そして、そうした初々しさはまだ同年にデビューしたばかりの姫からも感じるため解釈一致的な気持ち良さもありました。100曲耐久以降は間奏にコールを入れたりと変化を感じるので、もしまた歌うことがあったらその時はまた違う曲になっているかもしれないな、なんて考えています。
情報を調べていて気が付いたんですが、手塚治虫先生原作のアニメ、闇医者の「ブラックジャック」のアニメソングだったんですね。ピノコの独特な視点と考えると映像が浮かんでくるような…。姫がアニソンと知って歌っていたのかちょっと気になります。
神のまにまに
姫が飛炎魔というファンタジー的存在なので、この歌の神々の視点の歌詞もけっこうしっくりきました。コメントやまどか姫からも言われていましたが、可愛い雰囲気や和テイストが本当にぴったり。
もちろんそれがぴったりだと感じられるのは歌唱力あるからなおさらです。
この曲は引きこもる天照大神と、彼女を天岩戸から引き上げて裸踊りでどんちゃん騒ぎする陽キャ神といった複数の神が登場しているので、magnetのように複数役だったり、他の方とデュエットになったバージョンも聞けたら、なんて想像しました。
アンインストール
こういう曲が本当に似合うなーと思います。かっこよくて歌唱力が必要で、ちょっと現実離れした美しさを感じる曲が。
「ひぐらしのなく頃に」もそうでしたが、けっこう鬱や暗い雰囲気の曲も魅力的に歌えるVシンガーだなーと何度となく感じています。トークは常に明るくてギャップがありますね。
デビュー間もなくGosht of Tsushima(ゴーストオブ対馬)が好きと言っていましたし、かなりキツめなストーリーもいける…としたら、アニメソングの幅も広くなりそう。
海底↓トランスミッション
最初から好きでしたけど、聞くほど「良いな」という感想が強くなってきました。中毒性ある曲だと思います。
歌詞が好き。メロディが楽しい。あとは音が好き(シンセサイザー?)。