寝取り魔法使いの冒険 – らく百科

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この記事はネタバレを含みます。
※2025/02/01時点、コミカライズ3巻までの情報


寝取り魔法使いの冒険 1 (チャンピオンREDコミックス)

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寝取り魔法使いの冒険

寝取り魔法使いの冒険とは、成人向け……と思いきや、年齢制限はないノベル、また、それを元にしたコミカライズ作品である。

原作(オシリス文庫):まじかり
イラスト・キャラクター原案:まくわうに
コミカライズ(チャンピオンREDコミックス):糸杉柾宏

あらすじ

シンジは凄腕の冒険者であり、仲間や町の人々のミスもさりげなくフォローする人格者……だが、裏では女性を寝取ることを何よりの喜びとする男だった。

宿屋の受付嬢、仲間の冒険者、出会った女性……。数々の相手を表向きの紳士さ、好青年ぶり、人格者で好意を抱かせ、自分を信用させやすくしたり軽い催淫をかける魔法を駆使して無数の女性を寝取っていく。

<駆ける狼>パーティー

シンジ

見た目は好青年であり、実際に振る舞いも紳士的で仲間のミスも的確にフォローする人格者。仲間のピンチでは見捨てること無く自分の命を危険にさらしても共に戦うなど、人望ある人物。

しかし寝取りを性癖とし、彼氏・夫・好きな男性がいる女性のみを狙う。これ自体は外道の極みなのだが、前述(ぜんじゅつ)のとおりそれ以外の面では欠点のない理想的な人物である。

また、寝取る準備をすすめる際に軽い「シンジの言葉を信じやすくなる魔法」などは使うが、エロ漫画でよくあるような速攻かつ完璧なものではなく、あくまで女性の心を傾きやすくする補佐としての使用でしかない。それ以上に強力な魔法が使えるかは定かではないが、シンジの「最終的に女性が自分の意志で堕ちなければ意味がない」という性癖を見事にあらわしている。

そのため、上記のような卑劣なことをしているものの、「軽い魔法」以外は「自分の立ちふるまいと性的テクニック」でヒロイン自ら自分へ堕ちるように仕向けており、ヒロインの意志は無視していない。これにより、ヒロインは単なる被害者ではなく共犯者にさせられている。
※相手の意思を無視するパターンとしては、意識がないところを襲い、「信じやすくなる魔法」をかけて「ヒロインから誘った」と伝える、といったパターンはある。

また、性的なテクニックと生殖器も立派であるため、ヒロインが本当に愛しているパートナーとの性行為では満足できず、シンジと関係を続けてしまう傾向にある。

「精力を激しく増加させ、射精量と回数を増やす代わりに孕ませる力をなくす種無しの魔法」を使っているため、これがヒロインが堕ちる要因の1つにもなっている。また、この魔法を知っているヒロインだと罪悪感や危機感も低下する。この魔法は「シンジが望まない限り妊娠することはない」効果のため、逆にいえば「望めば妊娠させられる」ことになり、ただただ避妊が楽で精力が増大するチート魔法である。

アルヴィン

<駆ける狼>のリーダーの男性剣士。若さと元来の性格からおおざっぱでさっぱりした性格をしており、パーティーメンバーのミーリスと恋人になってからはなお彼女のことを大切にしている。

レンカ

アルヴィン、ミーリスとは幼馴染。斥候 兼 射手(せっこう けん しゃしゅ。周囲警戒や行き先の安全確認などを行う役であり、弓使い、アーチャー)で、勝ち気な責任感の強い女性。

アルヴィンのことを恋愛対象として好きだが、ミーリスとの恋仲のことは応援している。

<駆ける狼>が自らのミスで全滅しかけた時にシンジから心身ともに大きくサポートされた。「思ったことを口に出すようになるだけの軽い催眠魔法」をかけられ、シンジにはげまされた時にもっと頭をなでてほしかったことを口にしてしまい、アルヴィンのことが好きなままどんどんシンジに惹かれてしまう。

酔って二人きりになったところで「軽い興奮を覚える魔法」をかけられ、自分からシンジとファーストキスをする。翌朝になり、そのことで話したあと今度はシンジからキスをされ、レンカはそれをこばむこと無く受け入れ、処女を捧げた。

その後、シンジの魔法効果が残っていたのか、「アルヴィンが好きだからシンジとは付き合えない、でもシンジに嫌われたくないし4人でまだまだ冒険したい」と身勝手だと自覚している気持ちを吐露(とろ)してしまう。

シンジとしては都合の良い申し出しかなく、そればかりか「これまで通りでいい、これからも4人で冒険しよう」とレンカのわがままを受け入れる大人な男を演出し、さらなる好意を得る。さらには「なんなら都合のいい男にしてくれたまえよ」と、レンカがこれからもシンジと性的な関係を割り切って続けるよう誘導している。

しかも後日、性的な欲求不満により敵の襲撃を見逃すという痛恨のミスをし、シンジのフォローで難を逃れたものの激しい自責にとらわれる。シンジにそれらすべてを見抜かれ、解消してあげるとシンジに言われるもそれを拒否。しかしシンジに「大切な仲間だから無理強いはしない。俺が誘うのはこれが最後にして、今後俺から誘うことは絶対にしない。約束だ」と言われ、レンカは耐えきれず「1度だけ」と受け入れてふたたび快楽に染まる。

しかし「きっと約束通り、シンジからはもう誘ってもらえない」と考えたレンカは自ら「また……お願いしても……いい?」と堕ちてしまった。

ミーリス

ヒーラーを務める穏やかな女性。リーダーのアルヴィンと交際している。

<駆ける狼>が全滅仕掛けたあと、アルヴィンが「いつまたそのようなことになってもおかしくないから後悔したくない」とプロポーズし、初えっちを申し込みそのまま初体験。

エミリーにかき回されたせいでシンジ以外の<駆ける狼>が酔い潰されたのを好機に、フレーリ(シンジの使い魔)によりアルヴィンとレンカは深く眠らされる。

ミーリスは意識が朦朧(もうろう)として、シンジから触られているのをアルヴィンからと誤認。ミーリスの感度を魔法であげつつ抱き、挿入したところで「いつもより奥まで届いてる」という違和感に目を覚ますが「言葉を信じやすくなる催眠魔法」をかけ「ミーリスが誘ってくれたんだよ」と言われたことで混乱する。アルヴィンとの行為を忘れるほどの快感をきざまれ、アルヴィンにもされていない初めての中出しをうばわれた。

シンジは翌日に謝罪し「俺が断るべきだった」と、あくまでミーリスから誘ったことを印象付ける。普段のシンジの素行から信用されていたため「シンジさんが無理やりそんなことをするはずがない」と考えてしまったミーリスはそれを信じ込んだ。

アルヴィンに嫌われたくないというミーリスは自らこのことを秘密にしようと言い、シンジの術中にハマっている。ただし「アルヴィンに悪いと思うなら」と、アルヴィンの目標である「ハテヤマ」攻略の協力をシンジに求めた。これは最上位の危険度をほこるものであり、「シンジに命を懸けろと要求した」ともいえる強かな(したたかな)取引である。一方、シンジは「それも悪くない」と楽しんでいる様子。

フレーリ

シンジの使い魔。少女タイプの妖精のような外見をしている。

眠りの粉で対象を昏睡(こんすい)させるなど、心強いサポーター。おそらく歴代の仲間たちですらフレーリの存在には気がついていないため、シンジから離れて暗躍(あんやく)できる。

元仲間

エミリー

ソロで上位クエストをまわれるほどの実力者であり、それもあって傍若無人(ぼうじゃくぶじん)でひどくわがままな女性冒険者。

過去にはシンジ、ハルト、ナナカとパーティーを組んでいたが、彼女の尻拭いや、パーティー解散時の彼女の激昂(げきこう)にシンジはそうとう苦しめられた経験がある。ハルトとナナカの装備すべてと共同金4分の3を渡すことで、シンジがなんとか解散を納得させた。

パーティーが解散してからは自分の身勝手によってエミリーも苦労しており、いままでいかにシンジが自分のフォローをしてくれていたかを痛感。それがシンジの好意であったとも脳内変換し、シンジとふたたび会うために上級冒険者へ昇格するための場を拠点にしてずっと待ち続けていた。

シンジが魔法職である=自分よりはるかに腕力が弱いはずだ、という考えから、夜は彼を逆レイプする妄想をしてマスターベーションしている。シンジを狙っているわけだが、シンジ以外に好きな人がいない彼女がシンジの性癖の外だというのは皮肉な話。

ハルト

シンジが元いたパーティーのメンバー。同じ仲間のナナカを妊娠させ、それをきっかけに解散。ナナカとは結婚して娘も生まれ、装飾店<ヘリオトロープ>を営み幸せに暮らしている。

シンジのことは信用し、親友のように慕う(したう)。

ナナカ

シンジが元いたパーティーのメンバー。ハルトとの子どもを妊娠して冒険者をやめた。

もともとシンジに快楽をしこまれており、処女をうばったのもシンジだった。理由は仲の良い友人たちがつぎつぎと恋人をつくり、自分だけが未経験だという疎外感(そがいかん)から。

もともとハルトが好きだったのだが、ハルトは美しくスタイルのいい金髪の踊り子に夢中。ナナカはそんな美女にはかなわないとあきらめていたしダメ元で告白する勇気もなく、かといって知らない相手とするのもいやだったため、それを察知したシンジにつけこまれた。なお、シンジはすでにナナカがハルトを好きだと知っていて寝取るために観察していたからこそ、これらの機微(きび)を見抜いたのである。

何度も何度も肌を重ねた結果、ナナカは以前と比べて妖艶さを得ており、それがハルトがナナカを意識し始める結果となった。ナナカはハルトへの恋心が残っていたため、シンジに強く惹かれていたものの、ハルトの告白を受け入れる。

その後はシンジとの身体の関係は断っていたものの、1ヶ月でふたたび抱かれるようになってしまった。

久々の再会でも、娘が生まれてからはハルトがセックスしてくれなくなったことを告白し、自らシンジを誘惑している。

だがシンジへの好意は完全にセフレとしてのものであり、料理をふるまいたいのも、ドキドキするのも、子どもがほしいと思うのもすべてハルトだけであり、皮肉なことだがハルトへの愛は本物である。また、コミカライズ版の髪の色から、娘はたしかにハルトとの娘だと思われる。

その他キャラクター

シャルロッテ

宿屋<潜む土竜亭(ひそむ もぐらてい)>の受付嬢。

モースという恋人がいるが、当初は性行為に不安があり、「練習」と称してシンジと関係を持って以来関係が続いている。モースと経験したあともシンジから与えられる快感が忘れられず、モースを心から愛したままシンジを求め続け、積極的に声をかけてくる。

最終的にはシンジから「これは練習ではなく浮気」と突きつけられ、しかし目の前の快楽から焦らされるのに耐えられず、浮気関係であることを認めたうえで関係を続けることを望み、完全に堕ちる。

アカネ

ゴブリンに凌辱された元冒険者。トラウマがひどく、冒険者をやめてシスターになっている。

極度の男性恐怖症になっており、父親よりはるか年上の神父に近づかれただけでも怯えてしまうようになった。このままではまずいと本人も思っていたが、シンジと会った際にはそのトラウマを刺激せぬよう距離をとりつつも平静に対応されたことで、男性の中ではシンジがもっとも抵抗がない相手となる。

アカネの友人であるレンカはそれを知ったうえで、シンジに「彼女が男に慣れる練習台になってあげてほしい」と懇願(こんがん)。シンジもそれを受け入れつつ、交換条件としてレンカにエロいメイド服を着せて楽しんだ。

性的なシーンについて

これR18では?と思える全年齢作品の定番だが、性器や精液はほぼ描かれない。全裸と行為自体はしっかりと描写されている。

余談

ヒロインたちは完全に墜ちたあとも「シンジさんも好きだけど、1番好きなのは◯◯」と明言している。あくまで恋人や夫や片思い相手は◯◯であり、シンジとは体の関係で最高というもの。もしも「最愛の相手がシンジ」になってしまった場合、シンジは相手に興味を無くしてしまう可能性が高い。最愛の人が別にいるからこそ、ヒロインとシンジはWin-Winの関係を続けられるのだ。

たしかにヒロインが堕ちるように仕向けており、魔法も使っているがいずれも軽度のもの。ヒロインに好意を抱かせているのは純粋な自分の立ち振舞いと言動のみで、それは演技が入っているとはいえシンジ本人の魅力である。さらに最終的な判断はヒロインにまかせているため、言ってみれば被害者は相手の男性のみであり、片思いなら事実上、被害者はいない。

そのため、読者の感想では「普通にいいヤツ」「これはモテて当然」といった声も見られる。

事実、悪いのは主に「寝取り」でありそれを目的にしている点であり、他は下手なハーレム系なろう主人公よりも「そりゃホレるわ」という説得力あるものである。その悪いところに嫌悪感を覚えるかどうかで、シンジへの読者の好感度は大きく変わるだろう。

関連リンク

え?これもR18じゃないんですか?
異世界クラス召喚されたらR1○のスキルを獲得したので、○りたい放題させてもらいます!

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寝取り魔法使いの冒険 2 (チャンピオンREDコミックス)


寝取り魔法使いの冒険 3 (チャンピオンREDコミックス)

▼こちらは原作ノベル


寝取り魔法使いの冒険(1) (オシリス文庫)
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