【バーチャルYouTuber動画】漫画家やイラストレーターになりたいなら

プロフェッショナル伊東ライフ&犬山たまき 動画サムネイルバーチャルYouTuber

バーチャルYouTuberであり、イラストレーターの伊東ライフ(以下「ライフ先生」)と、同じく漫画家の犬山たまき(以下「たまき先生」)が実用的な練習方法や、ありがちな間違え、プロに必要な考え方を教えてくれています。

漫画家やイラストレーターを目指すなら知っていた方がいい内容です。

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最初に この記事の注意点

少しでも正確かつ早く理解するには、実際の動画視聴をおすすめします。

記事内の文章は、二人の発言を一言一句正確に書いたものではなく、私の解釈や独自の文章が大量に含まれています。

私について

漫画を投稿して担当がついたところで力尽き、そこから立ち直れませんでした。つまり素人。

お絵かき初心者の悩みに答えを出す犬山たまきと伊東ライフ(公式)

切り抜きじゃない本編は記事の下にあります。

ポイント※繰り返しとなりますが、下記は私の解釈なので正確な内容は動画で。

  • 模写は描きたいものを正確に描く練習
  • 目の前にある絵を模写できないのに、頭の中のものを描き起こすことはできない
  • 絵は筋トレ。コツを知る以前に筋力が必要なので、1kg持てないうちからコツを知ってもあまり意味がない。まずは筋トレ(模写など)。
  • コツをすぐ聞く人は楽して上手くなりたい人が多いので、たいてい描いた絶対枚数が足りない。
  • 効果のある練習方法 → 実際に作品を作る

ライフ先生&たまき先生に学ぶ 上達する方法

ライフ先生とたまき先生の練習は「とりあえず漫画を描く」なので、イラストよりも「描きたい場面やポーズが描けない」に遭遇することが多く、その課題がわかれば練習するのみ。

これはバトル漫画やエロ漫画などがわかりやすい例です。もちろん日常漫画やミステリーもきちんとすれば大丈夫ですが、キャラの顔だけや胸から上だけ、会話だけになってしまうと上達にはつながりません。

バトルはパンチやキック、武器を使うなどのアクションはデッサン力や人体への理解度も必要です。バトルでもいつも横から見たアングルなど単調になると、顔だけ漫画に近いことになるのでそこは気をつけたいところ。

好きな作品を参考にしてOKです。

バトル系の作品例

  • ONE PIECE
  • HUNTER×HUNTER
  • 刃牙
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 鬼滅の刃
  • 血界戦線
  • 呪術廻戦
  • 終末のワルキューレ

エロ系はToLOVEるダークネスしか思いつきませんが、たくさんあるはずなので好きな作品があれば参考にするのはそれが良いと思います。大人なら成人向けも選択肢に。

イラストでも描けない構図やポーズに挑戦し、描けるまで投げ出さずにいられるなら上達すると思います。これはどちらかといえば、動画でライフ先生が言う「1つの絵に死ぬほど時間をかける」練習方法ですね。

特徴的なバトルシーンは客観的に「この作品の影響だ」とわかるので発表するとパクリだとか色々言われると思いますが、誰しも何かの影響を受け、そこから学んで成長します。

パクリや個性の話

いろいろな「良い」を身につけていけば個性はあとからついてきます。

過去の私がしていた最も愚かな勘違いの1つが、人の真似をすると個性を失いのではという危惧でした。

最低限の技術がない個性には商品価値がありません

(人間としての価値ではなく、仕事としての話)

人気作家と似ていればパクリと言われるのでは……と恐れる前に、最低限の技術を持てずにいることを恐れた方が良いと思います。

昔、フェアリーテイルの長嶋ヒロ先生をワンピースのパクリだという意見もあり、私も似ているなと感じたことがありますけど、今となっては似ていると感じることも全然無く、どちらも第一線で活躍する人気作家です。

私が見た上達しない人の特徴

多かったのが「上手くなってから作品を作る」「下手だから見せるのが恥ずかしい」でした。一生作品作らなかったり、見せないので問題点がわからないまま似た絵ばかり描いていたりします。

やる前から最大効率で成長しよう(=最低限の労力で楽して上達しよう)と考える人も、筋トレしている人がもっと良いトレーニングを学ぶのではなく、筋トレをまだしていない人が腹筋10回でムキムキになる方法を探しているようなものなので、たいてい絶対数が足りません。

もちろん闇雲に105回やるより正しい知識で100回した方がいいんですけど、その前に体を動かした方がいい。経験前は「正しい知識」自体、正確に理解できてない可能性もあります。

結局描くしかないのだ。

たくさん描いているのに何年も上達しない人は本当にごく稀にいましたが、あれはある種才能だと思います。煽りではなく、上手くなりたいと考えながら描いていたら全く変わらずにいるのは不可能です。今より良くしようとしてしまうので。

エロ漫画は修行になる

たまき先生が言っているのはエロ漫画的な話だと思いますが、エロはめちゃくちゃ画力が必要です。人体の仕組みを理解していなければ骨が折れたように見えますし、二人以上の人間が複雑な姿勢をとることもあります。

これはバトル漫画、特に関節技や寝技があるのと似た難しさです。

しかも、エロ漫画は絵がかわいい・かっこいい・作風によっては生々しい?など、いずれにしても画力が異常に求められるジャンル。

稀に天才的な漫画家が「絵が下手だけどめちゃくちゃ面白い」実例を出してくれますが、アクション漫画やギャグ漫画、ミステリーはともかく、エロは絵が下手だと本当に魅力がガタ落ちします。裸なら服で体のラインをごまかすこともできません。

以前「漫画家/原作者の天原は絵が下手だけどエロい」という意見を見たことがあるんですが、私はかなり画力が高い作家だと思っています。※異世界レビュワーズ、貞操逆転世界、平穏世代の韋駄天達の原作者

絵柄でわかりにくい面はありますが、昔からデッサンが狂っているのを見たことがないし、左右反転しても印象がまったくかわらず、ラフに描いていても魅力が落ちない。

実際に、絵が下手だとエロく見えることはほとんどないと思います。

だから練習には効果があります…が、画力不足を痛感する苦しい作業でもあり、人によっては理性との戦い、職人目線でしかエロを見れなくなるなど別の問題も発生するため、あくまで選択肢の1つです。

練習がきついのは絵に限らずスポーツや勉強と同じでしょうね。描けない絵を描き続けるのは本当にきつい。練習が楽しいと思えるなら天才なので、ガンガン壁にぶち当たって成長してほしい。消費者として素敵な作品待ってます。

ただし、厳密には漫画家とイラストレーターで目指すところが違う

初心者のうちはまず基礎能力が足りないので、そこは共通のためまったく気にしなくていいポイントだと思います。しかし一定以上のレベルに達すると、同じ絵を描く仕事でも漫画家とイラストレーターで描くものが違ってくるでしょう。

漫画家

  • ページ全体のバランスで構図やコマのサイズを決める(1コマや1枚絵で決めない)
  • セリフや擬音で音を表現
    ※例外として、擬音無しで音を表現する場合がある
  • 効果線を使用して動きや速度を表現
  • 1つの絵に膨大な時間はかけられない
  • フルカラー以外の漫画では、白と黒で色を表現する(灰色に見えるのも白と黒の組み合わせ)

擬音なしで音を表現する作品で鳥肌が立ったのは、ジャズ漫画の「BLUE GIANT」と箏(こと)漫画の「この音止まれ!」。あれは演出力が高すぎる。

漫画は雑誌や単行本の場合、見開きで読むことになるのでいくつかセオリーがあります。

  • 真ん中は本だと中央が見えにくいので無駄に描かない。

作者の労力だけで無く、読者も見えない部分があることで無用なストレスが生まれる可能性がある。外側は画面を広く使いたい場合、端まで描くかどうか演出次第。

これはスマホ専用の販売なら1ページごとで構成するので、媒体で変更します。

各ページ左右反転すると、いかに読みやすい技術が使われていたかわかりやすいです。

ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰(画像加工あり)
  • 内側にスペースがあり、外側に広かったこと。
  • 場所・人の表情・状況を順序よく見せていること。
  • 主人公が画面外側を向いていることで、次のページに進みやすいこと。

これらは漫画を読みやすくするために必要な技術で、こうした「読み手に無意識のストレスを与えない」ことで作品に集中してもらえます。読み進めるためのものであり、一枚のイラストには不要な注意点です。

イラストレーター

  • 顔や手、髪、物などの配置で画面構成を考える
  • 1つの絵に時間をかける(漫画家と比べて)
  • 字を使わずに音を表現する
  • 効果線を使わずに動きを表現する
  • 光と影、色彩に要求されるレベルが高い

プロのイラストレーターは、描くのがかなり早いです。

今まで描いてきた枚数が膨大なので「描きたいものが描けない」でつまづくことはあまり無いようです。(その時点で描けなくても、画力を身につけているため資料を見れば描ける)

その早くなった分の時間をクオリティアップに使うことが多いので、時間当たりの依頼料は上がりますが絵にかかる時間はむしろ増える場合があるのかもしれない。

光と影、色彩の知識に関しては絵柄にもよりますが、人の肌に光が当たる時、明るい部分と影の境目が鮮やかに見えるのはなぜか、肌を塗る時に青を足すべきか否かなどは知識があるかどうかで違いが出てくるでしょう。

「自分はデフォルメ絵で行くから」と学ぶ気が無い方は要注意かもしれません。イラストレーターの寺田てらさんもかなりデフォルメの強い絵柄ですが、その魅力を極限まで引き出しているのは異常なまでに高い色彩への理解度です。

デザインとイラストは異なりますが、デザインで言われる「神は細部に宿る」というのは共通点があります。

動画本編

バーチャルYouTuberじゃないけど、寺田てらさんの絵を描く上での意識がわかるガリベンガーVも紹介しておきます。

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