【フライパン復活】ダメになった焦げ付くフライパンをなんとか快適に使う方法

雑記

フライパンは「油を使っても焦げ付くようになったら寿命」と言われています。問題解決には買い換えが一番確実ですが、目に見えて壊れたわけでもないのに大きな燃えないゴミを出すのには抵抗がありますし、だましだましでもまだ使えるなら使いたいのが本音です。

そこで今回は私が実際に行っている、寿命が来たフライパンを快適に使う方法をこのページを見ているあなただけにお伝えします。これでもダメならさすがに諦めるしかないかも。

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フライパンを復活させる手順

ちょっと注意点も必要な方法なので、実行する場合は詳細にも目を通して注意深くおこなってください。

今回紹介する方法が使えない環境など

  • 換気扇がない・故障中
  • 料理に油を使いたくない
  • 手順中にフライパンから離れてしまう

今回紹介する方法は「コゲ付き改善の手順」と、「以降の料理」でも油を使うことが前提です。手順中に煙が出ることと、油を使うため、換気扇が使えない環境や油を使いたくない方には使えないのです。

また、火を使う手順中にフライパンから離れるのは危険なので、離れる時は火を止める、どうしても目を離してしまう上に視界に入らないものを即忘れてしまう人(視界にない物を一瞬で忘れてしまうのは普通の人にもありますが、発達障害の人に多め)は特に注意してください。

全体の流れ

作業に「時間をおく」工程があるので、料理する直前ではなくフライパンを使わない時間が取れるタイミングでおこないます。

  1. まずはフライパンの汚れやコゲ付きを落とします
  2. 換気扇を全開で回します
  3. フライパンを煙が出るくらい熱します
  4. 火を止めて油をフライパンに入れ、全体的に油をまわします
  5. フライパン用の蓋(ふた)があるなら蓋をして、弱火で30秒くらい熱します
  6. あとは放置して、普通に料理に使えばOKです

さらに細かい内容をそれぞれ解説します。注意点は赤い太字で表示するので、安全のためにその部分だけでもチェックしてください。

1.まずはフライパンの汚れやコゲ付きを落とします

フライパンのコゲ付きはその部分が焦げ付きやすいです、悪循環ですね。まずは汚れや焦付きを落としましょう。コゲ付きが頑固な場合は、金属製のヘラやタワシでガシガシと削ったり、削れない場合は削りやすくするために一度空焼きしたり、水を入れて沸騰(ふっとう)させてから再度試してみると落とせるかもしれません。

寿命が来ていないフライパンの場合は汚れは落として油は落とさず、金属製のもので傷をつけない方が長持ちするんですが、「これでダメなら捨てるしかない」という状況なら焦付きや油落としを優先しちゃいます。

2.換気扇を全開で回します

換気扇を回します、強さの調整ができるなら最大で。

続いて注意点の理由を記載するため文章が真っ赤ですが大切なことなので。

フライパンを熱していきますが、食べ物や油をフライパンに乗せてなくても煙が出ます。煙の量によっては部屋の中が真っ白になったり、火災警報器が鳴ったりする可能性があるので、それを防ぐために換気扇を全開にします。

窓や玄関のドアを開けると、煙で火事と勘違いされて大騒ぎになるかもしれないのであまりおすすめしません。もしも部屋の火災報知器が鳴ってしまった時のために、実行前に止め方を確認しておきましょう。部屋の火災報知器が集合住宅全体に鳴るようなタイプは、今回の方法は避けた方がいいですね。

3.フライパンを煙が出るくらい熱します

フライパンを中火〜強火で空焼きします、慣れないうちは中火で慎重に。1.できちんと油を落としておかないと発火したり、火が出なくても蒸発した油が部屋のホコリや壁について落としにくい汚れになるので油はしっかり落としておいてください。

ある程度熱すると白い煙が出てくるので、先ほどの煙の注意点のリスクを減らすために少しでも煙が出てきたら火を弱めましょう。弱火でOK。

煙の量が少なければそのまま1〜2分煙の量が多ければ1度火を止めて煙が落ち着いたらもう一度弱火で1分くらい熱します。煙が出過ぎたり火災に発展しないように、フライパンの近くで見守りすぐに火を止められるようにしましょう。

4.火を止めて油をフライパンに入れ、全体的に油をまわします

フライパンに油を馴染ませることで焦付き防止を行います。

まずは火を止めてフライパンに油をひきます。油の量は大さじ2杯くらい。さじを持っていない方はスプーンで代用してもOKですが、小さなスプーンの場合は3〜4杯などに増やしましょう。

フライパンに油を入れたら、油がこぼれない程度に右に左に奥に手前にとかたむけて、フライパンの中の油が全体に行き渡るようにします。

5.フライパン用の蓋(ふた)があるなら蓋をして、弱火で30秒〜1分くらい熱します

油は冷たいと馴染みにくいので、火を止めた時間と油で下がったフライパンの温度をあげます。

弱火で30秒〜1分くらいなら発火の危険はほぼありませんが、一応、目を離さないこと。蓋をするのは少しでも油が蒸発して部屋を汚さないや念のための煙抑制のため、必須というほどのことではないので無いなら気にしなくてOKです。

6.あとは放置して、普通に料理に使えばOKです

油をきちんとフライパンに馴染ませるために時間を置きます。次の調理に使うまで1〜2時間以上は時間を取りたいですね。

以降、実際に調理する時はきちんと油を使用します。少ないとまたコゲついてしまいやすいので、きちんと油は使いましょう。フライパンの大きさによりますが、大さじ1杯くらいか少し多めに使用するとコゲつきにくくなります。そして食材を加熱する前に、フライパンに油を引いた状態で火をつけて20〜30秒は加熱しましょう、フライパンと油が冷たい状態から食材を入れるとこびりつきやすくなります。

私は実際にコゲつくようになって、洗っても油を大量に使ってもダメになったフライパンが、今回紹介した手順をふまえると油を適量入れただけで快適に使えるようになった、というのを10回以上実践しています。今使っているフライパンはもう15年以上とかになるかも?卵を焼くと特にコゲつくようになってしまうのですが、その度に復活させて快適に使い続けられています。

おまけ 復活したフライパン効果を長持ちさせる方法

フライパンについた汚れはコゲつきの原因になります。かといって油を洗剤でキッチリ落としてしまうと今回の方法でフライパンに馴染ませた油の効果がなくなってしまい、またダメダメな状態に戻ってしまいます。

それを防ぐために使用後は汚れや余分な油はキッチンペーパーで拭き取り、から拭きで不十分な場合はキッチンペーパーを濡らして拭き取りましょう。油を排水溝に流すのは、排水管の詰まりで自分が困ることになりかねませんし、環境にも良くないのでキッチンペーパーがおすすめ。

キッチンペーパーの値段は1枚約1円くらいなので、あると便利ですよ。スーパーやドラッグストアなら、たいていキッチン用消耗品コーナーにあります。

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まとめ

あなたが今使っている、油を使ってもコゲついてしまう寿命を迎えたフライパンも、今回の手順で復活するかもしれません。これでもダメなら本格的に買い替えが必要ですね。

火を使う方法なので、実際に試してみる場合には注意点も確認して慎重に!復活手順か買い替えで、コゲつきストレスからさよならしましょう。

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