te’resaはバーチャルシンガーです。
しかし「絵柄」で言うなら他のバーチャルYouTuberのようなアニメキャラクターに近いものではなく、美術や絵画に近いリアルなものでそのグラフィックは時折実写と見間違えてしまいます。
モデルとなったそっくりな人物がいて時々入れ替わっている…なんてことがあっても気が付けなさそう。
執筆時点で確認できるオリジナル曲は9割以上が英語歌詞で、私は知らずに聞けば確実に洋楽だと思いこんでしまうでしょう。
RED
RED
Don’t slow me down
Don’t slow me down
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▼収録アルバム
predawn
Ace
Ace
IMAGINARY COLORS
この動画のサムネイルは、te’resaがバーチャルアーティストであることを知った上で違和感を探さないと写真にしか見えないくらいにリアル。知った上で見ても……ですが
実在の人間も写真を加工するのはめずらしいことじゃないので、「ちょっと編集してるけど人間だよ」と言われたらわからないくらい
Ace
break it out
break it out
困難や非難に対して最後まで屈しない、ひるむことなく立ち向かうという意味のタイトルです
日本語歌詞も入っているのが少しめずらしい
比較的多い業種の会社員でも大変だし困難や非難を受けることがあるのに、歌手やタレント業をやるのはある種本人が企業のように多くの人から評価を受ける
break it outを地でいけるような人でないとむずかしい世界、しかし意外と普通の人と同じくらいの強さしか持たずに耐えている人が多いようにも思えます
Ace
Youthful Strangers
直訳するとYouthful(若い) Strangers(知らない人)
2分少しなので、4〜6分程度が多い現代曲としてはかなり短く感じる曲です
Ace
Drippin’
MADや電子ドラッグのような、脳に刻まれる感覚を覚えるディープな曲。人によっては不安定な気持ちになるかも。
▼収録アルバム
Ace
日本語の歌(既存曲のcover)
日本語曲も非常にハイレベルなため、オリジナル曲ではありませんが紹介します。
ヨルシカの「だから僕は音楽を辞めた」
ピアノを辞めても机で鍵盤を叩いてしまう、でも将来は音楽をしていないといいな、なんて言ってしまう
そして音楽をやめた結果、大人になった歌い手は「何もしてないさ」と歌われます
この曲と、そしてte’resaのカバーの何が良いかって、現在進行形で音楽を本気でやってる彼女たち自身が歌っている皮肉
何かを本気で取り組んでいる人が歌うからこそ響く曲です