ネタバレは極力避けるが、公式トレーラーPVに登場するものや一部の新要素は紹介する
全体的に前作を知っている人向けの内容
削除された要素
今作には無くなった要素
異星人のタブレット
前作で異星人施設に入るため必要だった「パープルタブレット」などは今作に登場しない
アイテムデータはあるが、通常のゲームプレイでは入手不可であり使い道もない
生物
新要素と重なるがリヴァイアサン級生物や植物、生物も多くが入れ替えられている
サイクロプス
シートラックに統一された
1人ぼっちで3人以上用の大型潜水艦を運転する必要はもう無い
ソナーモジュール
シーモスやサイクロプスで使用できたソナー機能は無くなった
便利だったんだが
リパルションキャノン
プロパルションキャノンは残ったが、リパルションキャノンが削除された
コーラルチューブ
今作ではコーラルチューブがない
これに伴い、前作でお世話になった塩+コーラルチューブのサンプルによる水の精製ができなくなった
乗り物用改造ステーション
現在、英語設定でプレイしているため名前が違うかもしれない
今回も乗り物改造ステーション自体は残っているが、普通のファブリケーターでモジュールが作れるので重要度は低くなった
惑星破壊爆弾
小学生が考えたみたいな名前が面白かった惑星破壊爆弾は見当たらない
ステイシスライフル
リヴァイアサンだろうとずっと俺のターンで駆除できたステイシスライフルは無くなった
これによってリヴァイアサン級を倒しにくくなったことはもちろん、スキャンも危険が伴う
共通の要素
全てを言えばきりがないので、一部だけ
デッドゾーン
今作も登場する、ゲームシステム的な世界の壁代わりのシステム
ゴーストリヴァイアサンはいないので他の何かが来てくれるだろう
相変わらずPDAは一度しか警告してくれないが、今作では意図的に世界の端を目指そうとしなければ事故は起きない印象
ある方面に至っては氷の大地があるため、そもそもデッドゾーンがない
ツール・装備
シーグライドやビーコン、スキャナー、ビルダー、ナイフなどの基本ツールは継続
発電手段
ソーラーパネル、熱発電機、バイオリアクター、原子炉は継続
プローンスーツ
今作では「プローンスーツを初めて利用した人間が全能感を覚えるのは普通だ、だからパイロットはトレーニングする」みたいなことは言われない
操作性はかなり上がった気がする
新要素
主に、前作にはなかった要素
浮袋の強化
前作では「今浮袋膨らんでる?」と確認したくなるツールだったが、今作では勢いよく浮上し水上10mまで飛び上がることがあるほどの強力ツールになった
また、水中で酸素ゲージを僅かに回復するのにも使用できる
その代わりにそれぞれの使用には酸素ゲージを消費する
このゲージは水上など呼吸可能な場所で回復する
流氷の存在
今回の舞台は北極を思わせるばしょである極寒地帯
そのため海上にも流氷が浮かんでいることがめずらしくない
上で地上用作物を栽培できるなんてメリットもあるが、息継ぎをしようとしたのに水上へ上がれないという致命的デメリットを併せ持っている
今作では酸素ゲージと共に、頭上に上がれば息継ぎできるのか?という点にも注意を払いたい
リサイクル
最初から使えるわけでは無いが、攻略を進めると製造品を素材アイテムに戻す神設備を製造できる
これで間違えてチタニウムインゴットを作っても安心、なんなら枠節約に全部インゴットにしちまうなんてこともできる(もちろん実行は設備を作ってから)
体温
BelowZeroの大地は海洋惑星2526Bの北極地点と思われる場所で、寒い
地表にいると次第に体温が低下し、体温が0になると低体温症になり即死する
体温は100を最大として、天候や装備によって減少量が変更される
対策は複数あるが、その多くはプレイしてみてのお楽しみにしておこう
保温ポット
上記の体温対策に使えるアイテム
コーヒーブレンドマシンにセットするとコーヒーを淹れられる
コーヒーは体温を回復するアイテムで、利尿作用を反映しているのか喉はむしろ少し渇く
前作の時間がかかって少量しか回復しない無限コーヒーよりかなり実用的になった
保温ポッドは何度でも使えて、コーヒーブレンドマシンも無制限に使用できる(電力を消費している?)
スナック自販機は前作で使わなかったのでわからないが、スナックの満腹度+3水分-2みたいな微量さは変わっていない
しかし連打取得はできるので、ノーコストで水分を犠牲にカロリーを摂ることはできる
地上バイオーム
BelowZeroの大きな要素と言える
複数のバイオームがあるが、風景が似ていて体温低下もあるため探索がむずかしい
生物・植物の一新
ごく一部を除いて、ほとんどは前作の生物とは異なる
ピーパーも不在で、代わりに北極圏の姿な「アークティックピーパー」がいて、模様や体型が違う
「アークティック」とは「北極」や「北極圏の」という意味の単語。名付けたのはPDA
シーモンキーという知能の高い生物も確認されている
一方でブーメランは続投
前作でもお世話になるクリープバインも存在しているが、見た目が若干異なるのが嬉しい
もちろん地上生物は前作に無い要素だ
ケイブクローラーやバイターはいないが、憎きクラッシュフィッシュは居る
リヴァイアサン種に至っては全て入れ替えられている
建築
小さな体育館ほどの広さのある「大部屋」や、多目的ルームの天井をガラスにするガラスドームなどが増えて見た目に良い建築がしやすくなった
「コントロールルーム」という、接続された各部屋ごとに電力供給のON/OFFができる機能部屋を建造できるようになった
例えば「水ろ過機」は素晴らしい機械だが恐ろしく電力を喰う
これを接続した部屋への電力供給を切れば、他の「ムーンプール」などに限られた電力を割り振るなど臨機応変な変更ができるようになる
食べ物・水
ほんの一部だが、生物を焼く以外の食べ物を作れるレシピが登場した
水を自動生成するスーツや、地上探索中に水を作れる消耗品が登場している(要設計図)
新ツール
楽しみを残すために一部だけ
鉱物探知機
序盤から設計図も見つけやすい
スキャナールームなしでもある程度素材集めがはかどるようになった
鉱物だけでなく、残骸や特定のスポットも検索できる
残念ながら壁の中にあって取れないものも探知するので、ここにあるはずなのにどれだけ頑張っても見つからないということがある
ヘッドランプ
頭に装備できるランプで、手に持たなくても照らせるのが強み
ただし頭装備枠なので、リブリーザーなどと併用できず水中では不向き
スノーフォックス
地上用の乗り物
見た目も公式公開されていた気がするが、プレイしてのお楽しみということで詳細は伏せる
乗っていれば体温が低下せず、製造するためのホバーパッドに戻すと自動かつノーコストで修理充電される
ホバーパッドは作ったあとの電力供給が一切不要
シートラック
公式トレーラーPVでおっさんが乗ってる水中用搭乗物
前作でいうシーモスであり、同時にサイクロプスでもある
本体はシーモスとほとんど変わらないが、接続型のモジュールを後ろに連結することでサイクロプスも驚きの長さにすることもできる
サイクロプスのように家具を設置することはできなくなってしまったが、モジュールの種類が多様で、睡眠やファブリケーターの利用、プローンスーツのドッキングはできる
スパイペングリン
主人公の姉が作った作品で、人が入れない場所へ入ることができる
前作風に言うと、地上用かつアイテム採取が可能なカメラドローン。自撮りができる
作ると「ペン斗」「ペン太」「ペン子」などランダムで名前がつけられる
ストーリー
前作にもストーリーはあるが、今作の主人公は事故ではなく自分の意思で、姉の死の真相を探るために2526Bへやってきた
セリフもあり、前作以上にわかりやすく映画を思わせるストーリーが楽しめる
資源の再生?
前作では資源の数も有限で復活はしなかった
今作では確実に取り尽くしたはずの場所で石灰岩などがいつの間にか復活していることがある
おかげで乗り物が破壊されて拠点に死に戻りし周囲の鉱石資源が尽きていて乗り物が作れない……なんて憂き目には遭いにくい
前作の私の環境では敵性生物が繁殖して食用生物を食い潰し、なかなかの地獄絵図になっていたが、今作では生物も割と早く復活するようだ
その代わり、敵性生物を駆除してもすぐ沸く
イオンキューブ用途の充実
前作では入手数が限られていて、用途も少なかったイオンキューブ
今作ではいつの間にかイオンキューブも復活するし、イオンキューブを使って作れるものが増えている
その1つが上で紹介した「リサイクル」ができる設備
他にも異星人の科学力を感じさせる何かに使えるだろう
前作のイオンバッテリーとイオンパワーセルは継続
登場人物が多い
前作でもデガシ号の生存者のログなど人物に関する情報を見られたが、今作では人物の会話ログなどを収集できて、ボイスとキャラクターの顔グラフィックが見られる
実際に商品パッケージの主人公や、公式トレーラーに出てくるおっさんアルテラ社員などはゲーム中でも情報を見ることができる
基本的に一人称視点で自分の顔が見えない場面が多いことは変わらない
とあるデガシ号の生存者の顔も今作で発覚する
まとめ
不満はある。バグはある。だが面白い!
前作をプレイ、またはプレイ配信を見て面白いと感じた人なら、今作も楽しめると思う