【ガレヲン長文考察】ガレヲンについて考えてみた※ネタバレあり【グラブル】

グラブル
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ネタバレの範囲

目安です

  • ぐらぶるっ1985話
  • メインクエスト〜148章
  • ストーリーイベント「OLD BOND」
  • サイドストーリー「リペイント・ザ・メモリー」
  • 全ての登場キャラクター全般(名前や出来事、関する考察を出す場合があります)
  • グラブルVS
  • もしも考察が正解していた場合、先の展開や設定

以前、ネクタルについても考えました。

イベント、OLD BONDが開催されたことでめちゃくちゃ情報が増えました。ならば考察できるかも?
なぜ最初にガレヲンだったのか。それはグラブルで戦うドラゴンとしても、人の姿としても、ガレヲンが特に好きだからです。

「ガレヲン」

グラブルのガレヲン © Cygames, inc,

ガレヲンという名前

ガレヲン、英語では「Galleon」でした。

Galleonという単語は、ガレオン船という船形の英語表記です。歴史や海賊漫画好きなら聞いたことがあるかもしれません。

ガレヲンの属性は土。六竜『金』

ガレオン船として特に有名なのは、海賊であり海軍提督でもあるフランシス・ドレークが世界一周したゴールデン・ハインド号でした。元々は「ペリカン号」だったそうですが、支援者への敬意を示し、その人の家の紋章「ゴールデン・ハイド(黄金の牝鹿)」の名に変えたそう。

ゴールデン、黄金、金。
金はファンタジーでよく土属性にされる。
もしかしたらそんな風に関連しているのかも

六竜のセリフは逆再生

逆再生ということは知っていたので、音声を聞くために検索すると、もうこれしかないだろう的なニコニコ動画投稿が見つかりました。
【グラブル】リンドヴルム・六竜まとめ(翻訳、逆再生)烏森様
※言葉だけを参照させていただき、解釈は新たに、私なりにしています。

バトル開始:金剛 の 粒 喰らおう

バトル開始:金剛 の 粒 喰らおう

喰おうとしている。
まず、六竜は基本的には目的のためにビィの力を求めています。

中には興味がなさそうなメンバーもいますが、ガレヲンはOLD BONDで実際にビィを説得して力を受け取ったほどに積極的でした。
空の世界は浮かぶ島程度しか大地がなく、土の力は想定よりかなり弱い。だからなおさらガレヲンは力を求め、ビィの力を取得した結果暴走します。

ビィの力の取得方法は、まず手でビィの体内から力を抜き取ってからの経口摂取。口から飲む形です。
「金剛 の 粒 喰らおう」
金剛は最も硬いと言われてるダイアモンドのことで、大地や鉱石の土属性ガレヲンですから、それは強大な力の象徴なのでしょう。SSR召喚石を上限突破できる貴重なアイテムも金剛晶ですし。

喰らって力を得ようとする金剛の粒とは、赤の仔竜であるビィのことか、特異点である主人公のことだと思います。

で、OLD BONDで六竜は、特異点のことを赤の仔竜と共にいる存在として扱っていて、特異点の力を取ろうとはしていませんでした。
ということは、マルチバトルでもビィのことを喰おうとしていて、それを認めない特異点がOLD BONDと同じく立ち向かっている構図かなと。

ガレヲンは現在まで登場した中で最大かも

ティアマトたちもかなりでかいんですけど、六竜は、というかガレヲンはその数十倍ありそうに見えます。なんたってガレヲンが浮いているようには見えないんです。
もしや、赤き地平に立ってるのでは?

バトル開始逆再生:逃げるか。歩いて 追おう & スワッター発動時:追いかけて 喰らおう

バトル開始時「逃げるか。歩いて 追おう」
スワッター発動時「追いかけて 喰らおう」

他の言葉に聞こえないか繰り返してみましたが、別候補は浮かびませんでした。

主人公達って「どんな相手にだって逃げずに立ち向かうぜ!」ってタイプじゃなく、引き下がれる勝負ならわりと引き下がりますよね。ここで負けたら仲間が死ぬ!とかでなければ。

だからガレヲンほど強力な相手からはグランサイファーで逃げ出してもおかしくない。前項の説と同じく、ガレヲンがビィを狙ってきているだけなら倒さなくても逃げれば「ビィを守る」という目的は達成できます。

おそらく、グランサイファーの全速力でも歩くガレヲンに追いつかれる

「逃げようとしても歩くだけで追いつかれる」
→「戦うしかない」
いや、もしかしたら逃げながら応戦しているのかも。だから5ターンに1度のスワッターのたびに「追いかけて 喰らおう」が繰り返される。
六竜は目覚めたばかり。ウィルナスも寝ぼけて街を焼いていたところを主人公達がなんとかしたっぽいので、ガレヲンも寝ぼけて欲求のままにビィの力を奪おうと追ってきたのでは。

グラブルReLinkを見てると、小型の星晶獣戦でも街が消し飛びそうなほどの影響力があって主人公たちもよく吹き飛ばされてます。

でもガレヲンって歩くだけで周りの気流に影響が出るし、気にせず直進すればぶつかった島は崩壊するほどでかい。

すぐ島投げてくる

っていうかガレヲンめちゃくちゃ島投げてきます。技名とかじゃなく、マジで小島を投げられるサイズなんでしょう。主人公じゃなければ死んでる。
ワムデュスは騎空艇を握りつぶしています。これも相当巨大な騎空艇だと思いますが、それでも島より遥かにでかいガレヲンと比べれば小さいのでしょう。

あ、だから子供の姿なのかな?六竜の中で最小説。

ワムデュス

島を投げられて主人公達にかすっていて(ダメージを受けてるということは、ある程度当たってると思う)もグランサイファーが落ちないのはラカムが神操舵士だからであり、ポート・ブリーズ群島で出会えて仲間になったのは幸運…というより、主人公が特異点であるが故の運命なんでしょう。ル・オーもそう言ってる。

もしかしたら、ガレヲンHLでも攻撃してダウンを奪い、その場から逃げてるだけで倒せているわけではないのかも。
動画の方の翻訳では、撃破時にガレヲンは「体 崩れる」「ガレヲン を 砕いた」と言っています。しばらくは動けないような、相当なダメージを与えられてはいるようです。少なくとも追っては来れないでしょう。

でももし赤き地平に立っているとしたら、幽世の住人からシャレにならない攻撃を受けてもおかしくない気がする。
ガレヲンが幽世の住人を駆逐するためにビィの力を求めたということは、その力がなければきつい、あるいは無理ということ。

主人公がここまで倒してきた程度の相手なら大丈夫でしょうけど、ラスボス的なやつに足元狙われただけでもやばそうです。

スワッター

これも、ガレヲンが超巨大であるが故の技名だと思う。英語では「Swat」でした。

「Swat」の意味は「ピシャッと人を打つこと」。人以外に虫などにも使い、強く叩く意味合いが強いようです。

「Swat」だと「スワット」と読めそうですが、日本語版では「スワッター」。これを英訳するなら「Swatter」と書いても違和感がないと思いました。「Swatter」だと「ハエ叩き」のことになります。

巨大なガレヲンから見れば、主人公やグランサイファーは人間から見た小ハエ程度の大きさでしょうね。

ビィの力を飲む前のガレヲンのセリフ|ビィについて

こちらも【グラブル】OLD BOND オールド・ボンド 六竜まとめ(翻訳、逆再生2)烏森様の動画より。

「ありがとう」(力を渡してくれるビィに対して)
「星の神 空に散る 星屑 最も暗く 最も明るい 星の欠片 ガレヲン、飲む」

ビィについて

星の神〜というのはビィと、ビィの力のことでしょう。星の民に対して、星の神。ビィってマジですさまじい存在のようですね。
とは言っても、星の神自体というよりも、空に散った星の神の欠片(星屑)の1つで、そうとうな力を失っている。そして主人公との旅で各地に散った力を体に蓄えていて、ガレヲンにその力を求められた。

ビィはバハムートそのものか、バハムート関連の何か。多分バハムートの力の器。
…ではあると思っているんですが、その辺の確たる情報は出ていたでしょうか。

星の民デミウルゴスが見ただけで失明し、その記憶を見せられたハイラックもメガネ男子にした姿がバハムートビィとか。

姿を見ただけで、物理的になのか魔力的になのか「最も明るく」目を灼く存在。それでいて最も暗い闇属性。

ビィは神の器

さらに、ル・オーが怠慢だとキレ散らかしている神は、ジャンヌダルクに啓示を与えて動かしていてそれをフェディエルも把握していました。そのジャンヌが「啓示を与えてくださった偉大な方(神)と雰囲気が似ている」と感じたのがビィでした。

神の力を入れる箱に詰められてたヘレル・ベン・シャレムその他、神に近しい存在や主人公の父親と共に旅した者たちも一様にビィのことを神のように扱います。

そしてシエテが言うには、ドラゴンは「とんでもない力を持つ存在をひっくるめた呼び名」で、「力が強いほど創世神に姿が似通ってくる」。つまりドラゴンの姿は神に似ているわけです。神はドラゴンの姿だと考えていいかもしれません。
ビィもドラゴンであることがすでに公式明言されています。ビィが神、あるいは神の欠片や神の器でもおかしくはない、と思っています。

実際に、創世神が想定していた世界とは違う形になってしまい、ル・オーたちもあるべき姿を目指すために苦心しているほど幽世の住人は厄介な存在。その神の力を六竜が手にしたなら、それぞれ別に事を進めるよりスムーズに、強大な力で幽世の住人を駆逐できるのかもしれません。

ガレヲンからビィを救出できたのも、特異点の性質

ガレヲンが暴走しなかったら六竜がガレヲンを止める理由も薄くなり、OLD BONDはもっと違う展開になっていたかもしれません。ル・オー1体に勝てなかった主人公が六竜に阻止されればビィの救出もままならなかったでしょう。

もしかするとガレヲンが暴走して六竜が手を貸してくれることすら特異点ゆえの性質だったかもしれませんし、もっと絶望的な展開だったら完全に覚醒した主人公とシエテで六竜をぶっ飛ばしたかも。

ちゃんと物語上、理由のある主人公補正好き。これは私の中で、ご都合主義とはちょっと違うのです。

他人を信じすぎる主人公、ビィ、ルリアなんて1億回死んでいてもおかしくないし、仲間にもっと極悪人が入り込んで団員が致命傷を負ったりもっと酷い目にあってもおかしくない。依頼主からもっと多く騙されてもおかしくない。
なにより、村で修行してただけの少年が帝国兵に勝てるわけがない。

この辺は、主人公がもしも特異点じゃなかったらという悪夢が「リペイント・ザ・メモリー(常設サイドストーリー)」で見られます。

好きなイベントなのでちょっと内容を語ります。

  • 主人公が怖くてルリアを助けようとできず、そのままルリアが連れ戻される。
  • ルリアを助けようとした主人公が斬られ、ルリアも重傷を負う。
  • 主人公が命を落とし、泣き叫ぶビィがカタリナを罵倒。
    その後、笑顔をなくしたルリアと一緒に安心できる場所もなく島を渡り歩き、いつか来る終わりを遅らせるために旅をしながらルリアを連れ出したことを後悔し続けるカタリナ。
  • 主人公達と出会う前、グランサイファーが墜落しそのまま魔物に喰われるラカム。
  • 主人公達と出会わず、誰かも思い出せないままノアを探して世界を回り、見つけられずに老衰するラカム。

主人公が特異点じゃなかったら全然あり得る展開だったと思います。えぐい。

ガレヲンには本当に悪気がない/ガレヲンの人型種族について

ル・オーは本気で主人公を殺しかねない勢いでしたが、ガレヲンは結果的に暴走したものの、どちらかと言えば幽世の住人を除く全ての生命と物質を祝福したいように見えます。
その現れがキス魔なんですけど。

どこで見落としたんだろうと思いながら探しても、人型ガレヲンが全種族の特徴を持っていることに対してツッコミを入れるシーンは見つけられずにいます。
しかし、まさかのぐらぶるっでツッコミが入りました。

やっぱりエルーン耳、ドラフ角、ハーヴィン耳だったんですね。
そして私はドラフ女性ほど低身長ではなく、エルーンほどスレンダーでなく、ハーヴィンほど子供体格でない「ヒューマン体」だと思ってます。それで全人種族。

これは、フェディエルが全ての存在を慈しみ育む大地という存在だからだと思う。…だからなのか、ファンアートで「ガレヲンママ」という単語を見かけます。その発想はなかった。

分け隔てなく全て愛するから、特定の種族の形はとらずに全ての形を選んだのだと考えてます。ただし幽世、てめーはだめだ。

六竜は性別不詳|子供はできるか?

フェディエルとイーウィヤは性別不詳

ちなみに、フェディエルの人型は性別不詳のドラフです。

六竜だからドラフじゃ無いでしょ、と思うところですが、人型をとる時にきっちり種族判定が得られるほどに作られているようです。ちなみに、ドラフ女性どころか、多分エルーン男性より背が高いのは無知から。男女で背の大きさが違うのは六竜視点からは細かい差すぎて見落としていたようです。角も普通のドラフじゃ無いんだよなぁ。

これは猫の姿を選んだイーウィヤも種族その他・性別不詳なので、性別のはっきりした外見に思えますが六竜は全員性別不詳と思われます。(種族項目に猫がないから種族その他なだけで、体はちゃんと猫です多分)

六竜や神の使徒(天司ではない)は性別がない?

神に近い高尚な存在すぎて性別が無い。「子をつくる、産む」という概念が自分たちにないのだと思う。フェディエルは初めてヒトの出産を間近に見て衝撃を受けていました。
なお、ヘレル・ベン・シャレムも外見は女性ですが、性別不詳です。

ついでにドラゴンのベス(飛竜の吸血姫の竜の方)も性別不詳枠に入っていますね。

しかし正体がヘレル・ベン・シャハルと思われるルシオや、姿が確定する前に廃棄されたネクタルはしっかり男になっています。星晶獣には性別があるのでネクタルはわかるけど、ルシオもちゃんと性別つくったんですね。

六竜は性別がはっきりしているように「見える」

ルシオの例外はあるものの、彼は六竜では無いし女性に見えてドラフ種族なのに性別不詳のフェディエルがいるので、ガレヲンも性別不詳だと思います。
他の六竜も「この見た目で性別不詳…?」という感じですが、あくまで人の姿が仮なのでしょう。

ウィルナスはヒューマン男にしか見えない。ツノがあればドラフ男性だと思ったんですが。
ル・オーも男装というにはかなりきびしい。きっとエルーン男性。ワムは体格こそハーヴィンですが、エルーンの耳はたいていもっと上ですし、ハーヴィンの耳はエルフ耳な感じで毛はありません。性別は少女だと思ってましたが、少年もあり得なくは無い。

ここまでを踏まえて、ガレヲンがルリアノートに記載されるとしたら

全種族の特徴を持っていることから、ガレヲンは種族その他で性別不詳と思われます。

六竜の性別不詳は「どちらの性でも無い」のだと思います。男女の性質をどちらも持っているのではなく、どちらも無い。だから人型として作り出した体がどうかはわかりませんが、フェディエルが出産を間近で見た時の話と同様に子供を作る、産むという機能がそもそも六竜に無いと思われます。(フェディエル フェイトエピソード ネタバレ

そうじゃなかったら、もし数千年に1度だったとしてもかなり子供がいると思う。フェディエルは空が生まれた時から在ります。

フェディエルは死や滅びの概念なので、ガレヲンとは違うかもしれない。だとしてもガレヲンは世界に大地が生まれた時から在るのでは。それは空が生まれた時と結局同じではと思う。大地がなければ空もありませんし。

もし子供が作れたとして、特異点との間に授かった場合はどんな存在になるんでしょう。
それを言えばルリアともそうですが、とんでもない子が生まれそうな気もしますし、でも主人公もおそらく凄まじい存在であろう父親の子供だからとんでもないと言っても主人公くらいかな?とも。

六竜は性別がないと思う、と言いましたが、主人公もプロフィールから性別が変え放題で、グラブルVSでは男主人公と女主人公がお互いを「別の世界の自分」だと確信する場面があります。

ルリア、ビィ、カタリナたちも「どちらも主人公で、どちらとも旅をした記憶がある」という混乱状態になるんですが、ここで言いたいのは六竜は性別不詳で主人公は男女どちらもあり得るということ。その点で、ルリアと女性同士はわかりませんけどビィや六竜が子を成せるのだとしたら、主人公との間にとんでもない子が生まれる可能性も。

しかし、六竜が子供を成せる可能性は残っています。

六竜は不明、真龍はおそらく可能

真龍といえば、マルチバトルではリンドヴルムでした。
他には、フェディエルが初登場した龍血戦争でメインの1人だったスカーサハも真龍です。

真龍は、フェディエルに言わせれば「脆く、簡単に消える」存在で、この口ぶりから六竜よりかなり下位のようです。そして、真龍は人間と子を成すことができます。その1人がホリンです。(龍血戦争や、フェディエルのフェイトエピソードで登場。)

竜族(おそらく真龍)と人間の混血児であるドラゴニュートだがとあり、不確かながらも真龍は人と子供を残せるようです。六竜と真龍は格が違いすぎて参考にできるか不明ですが、もしかしたら六竜と人も子を成せる、かもしれません。猫姿のイーウィヤですらそうですし、もちろんガレヲンとも。

まとめ

  • ガレヲンの由来はガレオン船
  • グラブル歴で最大サイズの存在
  • ビィは神の器で、その器に溜まった力ガレヲンが目覚めた時から狙っていた
  • 同意がなければビィの力を受け取れないのに襲いかかったのは、目覚めたばかりで寝ぼけていたから
  • ガレヲンは悪気なく、むしろ人を含むあらゆる存在を愛している
  • 六竜には性別がなく、生殖機能も無いと思われる
    ただし、真龍は人との間に子を授かることができるため、可能性はある

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ゴールデン・ハインド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ガレオン船

【グラブル】リンドヴルム・六竜まとめ(翻訳、逆再生)烏森様

【グラブル】OLD BOND オールド・ボンド 六竜まとめ(翻訳、逆再生2)烏森様

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