ホロライブ5期生の雪花ラミィチャンネルに、ねぽらぼの4人(現役5期生全員)で歌うBlessingのCover(=歌ってみた)が投稿されました
感情ぐちゃぐちゃで文章を書いたので、文章は読まなくて良いんですけど、興味がある方はぜひ動画を再生してみてほしいです
Blessingとは
初音ミクらが歌うボーカロイド曲で、鏡音リン、鏡音レン、KAITOやMEIKOなど多数のボーカロイドが歌う曲で、その人数の多さにも意味がある
この曲の魅力は次の1フレーズにとてもよく表れていると思う
愛せなくても 愛されなくても それでも生きてほしい
Blessing
世の中、頑張っている人もいればあまり頑張らずにいる(頑張ってるように見えない?)人、頑張れない人など色々いると思います
有能な人もいれば、人から無能と言われる人もいる
いい人もいれば悪い人もいる
綺麗事だとしても、それでも生きていて欲しいというメッセージ性の強いこの曲は、生きるだけで苦しい人には特に響くと思います
ホロライブのBlessing
ときのそら、AZKi、大空スバル、夜空メル、さくらみこ、ロボ子さんが歌うBlessingがありました。これは非公開にされていたと思われるのですが、再公開してくれたようです。
元気な歌声のメンバー、綺麗な歌声のメンバー、ハスキーな…
個性があり、それぞれ違う魅力を持つメンバーが歌うこの歌は、この曲にぴったりなバラバラだけどそれもいいし、それがいい
そんな印象が強く感じられる曲です
ねぽらぼのBlessing
桃鈴ねね、尾丸ポルカ、雪花ラミィ、獅白ぼたん、それぞれの名前から一文字ずつとられた「ねぽらぼ」の4人は全員が違う方向で強い個性を持っています(ここでの表記はね、ぽ、ら、ぼ順)
歌声の個性
Blessingでは…
- 桃鈴ねねはいつも通りの元気で、でもいつもより大人びた印象の歌声
- 尾丸ポルカは”楽しさ”を詰め込んだハイテンションでエンターテイメント性を感じる歌声
- 雪花ラミィは普段と変わらず強い意志を感じる歌声
- 獅白ぼたんは普段よく笑う印象とは異なるしっとりした歌声
それでいてアレンジも加えられていて、原曲ではロックミュージック風なら、ダンスミュージック風なら…と、全く別ジャンルのテイストで歌われる箇所があります
ゲーム風なら…というところで獅白ぼたんは歌わずにいつのも話し方と笑い方で(知らねぇよどんな風だよ)とツッコみます
これは個性がよく出る遊び心で、なんかねぽらぼっぽいんです
獅白ぼたんの歌唱力
これはアレンジとまったく関係ないかもしれませんが、獅白ぼたんは「歌があまり得意ではない」と発言しています
獅白ぼたんの歌ってみたを聞いたことのない人は意外に思うかもしれませんが、切ない曲の似合う掠れた感じの声で歌うのが得意のようです
普段とギャップがあって良いですよね
Blessingに話を戻すと、◯◯で言ったらこんな風に歌う、というのって歌唱力と個性がすごく出る場所
それっぽく歌うことはできたと思うんですけど、あえてセリフにアレンジしたのはそっちの方がねぽらぼの個性を出しやすいとメンバーが思ったからじゃないかなと思いました
先述の通り、今の獅白ぼたんで魅力的なおとなしい曲や切ない曲に合う歌声にするのにはセリフではなく「ゲームでいったら」の部分を「バラードでいったら」でも良かったはずなのに、あえて歌じゃなくしたのは、やっぱりその方がいいと判断したからなのかな、と。
YouTubeチャンネル登録者数90万人耐久歌枠の時には、達成後に歌が得意じゃないけど、という話の後に「ボイストレーニングに行く」と宣言しました
お世辞や有能イメージ押し付けを抜きにして、実際伸びしろだらけの伸び白ぼたんだと思うので、これからめきめき成長していくと思います
ボイストレーニングって事務所側はどこまでしてくれるんでしょうね。基本的には自腹かな
メッセージ
大好きな3人と、みんなへ。
Blessing/Covered byねぽらぼ【歌ってみた】 動画概要欄より
大げさでなく、かなり強い想いがあってこの曲を出したんじゃないかなと思ってます
噂程度に聞いた話ですが、歌ってみたは……
- イラストレーターや動画編集、ミキシングはVTuberが自分で探して交渉する
- 広告が入ったとしても収益は作曲者にいく
これが本当だとしたら、直接的に得られるメリットは労力に対してかなり少ないんですよね
「歌で知ってファンになった」という人はVTuber界隈でかなり多いので、メリットはあるでしょうが、それだけを目的にするにはかなり見返りがギャンブルな種まきに思えます
ねぽらぼはあまり負の感情を見せないイメージ
ねぽらぼはあまり悲しさや苦しさといった感情を表に出すことが少なくて、獅白ぼたんは特に配信ではふざけてなんぼ、しんみりした空気にはしたくないといたスタンスで誤解されることもあるようです
そこから「あいつは悲しんでない(悲しんでいたらしいし、そもそも悲しまなきゃいけないわけじゃない)」「笑ってた(それを言われた場面では笑ってないらしい)」と、多分言った本人もデマの自覚のない勘違いをぶつけられることも1度や2度じゃないでしょう
桃鈴ねねも初期衣装が変更になり、その影響もあって3Dの実装も同期から遅れてステージに立てないこともありました
ねぽらぼメンバーは裏で涙を流したことがあるという話を複数回耳にしました
引退した同期
デビューしてまもなく同期が一人引退することになり、これもかなり辛い出来事であった様子
これについては私自身がそうなんですが、引退したメンバーのことを話題にすると5期生のエゴサにより目にメンバーの入ってしまうんですよね
この長文を当人たちが読むとは思っていないんですが、見る可能性は0ではなくて、それでも話題にしているこの記事がまさにその1つです
単純に名前が一緒に書かれたり、ファンアートで五人が描かれて全員のタグがつけられたり。私の場合は海外ゲームのホロライブMODが好きでよく紹介するんですが、その主人公が引退メンバーだったりします
私はこれでも今のところ好意しか持っていないので、公式やメンバー本人が「話題にしないでほしい」といったら関連記事を全部消すかもしれません。絶対と宣言できないのが情けない話ですが
そうしたファンアートなどを見て嫌なのか嬉しいのかはわかりませんが、好意、悪意を持つどちらの人からも話題にされることがある、大きな出来事でありいまだに影響が続くことでもあります
改めて、ねぽらぼのBlessing
この曲は本当に、頑張っている人にも頑張れない人にも当てはまる歌詞です
全部の歌詞を全員が歌うわけじゃなく、ここは桃鈴ねねが、こっちは尾丸ポルカが、そこは雪花ラミィが、あっちは獅白ぼたんが歌って、全員で歌う部分もあります
で、著作権的に詳しく書くのが難しいのでフワッとした言い方になってしまうんですが「この歌詞を歌うのがこのメンバーか」っていうのが要所要所で感じられるので是非そこにも注目して聞いてほしい