沙花叉クロヱはシャチである。
推し本人と直接関係あるわけじゃないけど、動物としてのシャチを知って共通性を見出すのって個人的には楽しいんで、もしかしたら私以外の方も楽しめるんじゃね?という気持ちで書いてみます。
※この記事はネット検索でかき集めた情報なので、デマや勘違いが大量にあるかもしれません。
シャチ
外見
パンダみたいな白黒模様ですよね
沙花叉のフードはシャチの顔模様になっていて、他の部分も白と黒基調に赤リボなどアクセントが入ってます。
フードのシャチの額に当たる部分には黄色と黒の警告色組み合わせで「CAUTION(注意)」の表記。黄色と黒は虎の毛色でもあって、次の項目でも触れますがシャチを漢字で書くと鯱(魚へんに虎)だったりします。
別名など
シャチは別名「オルカ(英:Orca)」「サカマタ(逆叉・逆戟)」
海外ニキは、しばしば沙花叉のことを「Orca(オルカ=シャチ)」って呼んでます。
シャチの英語名で「Killer whale(殺人クジラ)」って名前もあるらしいんですけど、これ言ってる人は見たことない。
シャチは漢字で鯱。魚へんに虎です。
海の食物連鎖で頂点格なので「海のオオカミ」と呼ばれることもあります。トラじゃないんか。
学名の「オルキヌス・オルカ」はニコニコ大百科曰く「冥界からの魔物」という意味らしい。
アイヌ語では「レブンカムイ(沖の神)」。やっぱり獰猛で強いイメージからですかね。
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検索しても、人間がシャチを食べる文化はないとしか出てこなかったんですが、ゴールデンカムイのコンセプト料理屋(2016.9.22 1日限り開店)ではシャチの脂で揚げた子持ち昆布なるものが出ていました。
シャチを食べるんじゃなく脂とは。やはり肉は神聖または美味しくなくて食べないんですかね。ゴールデンカムイでこの料理が出るシーンを見た覚えがないので、そこで開設されてるのかも。
人間が食べないのは良識に反するものと、明らかな毒と、不味いものだけだと思っている。
海で最強クラスの捕食者
イカや魚の他、亀、エイ、小型のクジラから大型のマッコウクジラなどまで襲い捕食します。
沙花叉は秘密結社holoXの掃除屋だけど、シャチの性質を当てはめるならこの掃除屋は綺麗にすると言うより殺し屋って解釈になると思う。
大型を仕留めたらシャチが綺麗に食べ切れるわけもなく、最終的にそれを綺麗に食べきるのは残骸に群がる魚とか甲殻類だしね。
日本近海にも北海道から沖縄まで生息しています。水族館飼育以外での捕獲は禁止。でもそれは1991年からと意外に最近。漁で捕まえた魚やクジラを食われることがあるので、それまでは漁師が仕留めることもあったんじゃないかな。
メスの平均寿命は50歳。長ければ80歳もありえるとか。野生哺乳類でこの長寿やばくね。
人間以外は特に天敵がいない。人間の網や船の衝突、釣り針が死因となることが多かった。
サメすら捕食対象
戦闘能力が魚類最強なんじゃないかと思えるサメ。そんなサメもシャチにとっては捕食対象で、一方的に蹂躙したりサメが逃げる場面も記録されている。ちなみにシャチは大きいくくりでは人間やイルカと同じ哺乳類。
シャチが好んでサメの肝臓を食べるなんて話まであって、日本だとあまり見かけない気がするけど海外ニキのファンアートだとよくがうるぐらが襲われてます。アメリカだとイルカよりシャチの方が人気と聞いたことがある。
(捕食画像が苦手な方は閲覧非推奨→)シャチやオットセイ、タコに喰われるサメ写真ツイート
シャチは個体ごとに好き嫌いが激しくて、狙う獲物が個体ごとに偏ることがある。野生ならこだわってられなそうだけど、その辺も人間っぽい。
クジラを仕留めたら舌や口だけ食べてあとは放置することも多いんだとか。
調べれば調べるほどグルメで、食べるに困ってないイメージ。水中哺乳類最速クラスゆえに、餓死はほとんどないのかもしれない。だから寿命も長いのか。
猟奇的?合理的?
もう抵抗できんやろ、というくらいダメージを負ったアザラシなどを水上に放り投げる行為を繰り返すことがある。これが遊びなのか、より弱らせるためなのか、子供に狩りを教えているのかはまだよくわかってないらしい。
人間を食べようとはしない
遊びや脅しで傷つけることはあってもシャチの意思で人間を食べたという確定的な記録がない。
友好的とは限らなくて、シャチに危害を加えた人間に仲間が報復に来たり、じゃれついて怪我をさせたり、水族館で飼育員を水中にひきずりこみ溺死させた事件がある。溺死させたシャチは同一個体で、3人。
自然界で言えば人間なんて筋肉も脂肪も少なくて骨ばっかだし、基本的に「まずい飯」でしかないと思う。でも武器を持ってなければサイズのわりに仕留めやすいからシャチ以外の肉食獣には「とりあえず空腹を満たす」のに絶好の相手ではある。
知能が高い
子供の死を受け入れられなかった事例(悲しいエピソードなどを多く含むため、苦手な方は閲覧注意)
子どもは生まれて間もなく死んでいたにもかかわらず、母シャチは少なくとも3日間にわたって、沈みかける子どもを何度も繰り返し水上に押し上げながら、群れの仲間と一緒に泳ぎ続けていたという。
調査団創設者のケン・バルコーム氏は、母シャチも群れの仲間も子どもが死んでいることは分かっていたと推測し、母シャチの行動は悲しみの表れだったと思うと話す。
死んだ子どもに寄り添い続ける母親、シャチの窮状物語る カナダ
https://www.cnn.co.jp/fringe/35123252.html 2018.7.30記事より抜粋 2022.1.19確認
自分の子供の死を受け入れられなかったというので有名だと思うのは、猿の母親とその群れの行動。
↓子供の死を受け入れられない母猿と、哀悼と悲しみを示す猿の群れ映像(苦手な方は閲覧注意)
他にも、手話のできるゴリラ「ココ」は自分が飼っていた子猫が死んでしまった時には強い悲しみを見せ、手話でもその気持ちを語った。(本当に手話ができていたのか、死を理解していたのかは諸説)
猿もゴリラもヒト科に分類されるもので、哺乳類の中でも知能が高い部類。
犬や猫も死をなんとなくわかってるかもしれないけど、この「死んだと分かっていても認められない」っていうのはヒト科と同じく知能が高いゆえに起きることなのかなと思う。
死の関連以外にも、群れで行動するシャチは母シャチが狩りに専念している時に他のメスが子供の面倒を見るベビーシッター的な役目をつとめてくれたりする。
沙花叉って頭良いと思う
学力はぶん投げたらしいけど
真面目にやってた頃は学年トップクラスだったらしいし、コメントやコラボ相手を煽る芸風は賢くないと速攻で叩き潰されると思う。
だから表向きめちゃくちゃ失礼な芸風の人でも裏でちゃんとしてるって営業妨害と称してバラされてるのはホロライブ内外でもちょくちょく見かけます。少なくとも、コラボや案件多い人で本当に礼儀のない人はいないんじゃないかなーと思う。
どこまでならふざけていいか、どこは真面目にやらないといけないかを見極めなきゃいけないってかなりむずかしい。それができるってことはやっぱり賢いんじゃないかと思うし、小説も読むらしく語彙も豊富。
家族や同期に対する仲間意識も強く見えるし、その点も群れで生きるシャチと近しいものを感じる。
沙花叉がどうしてシャチという種族で生まれたのかが気になるので、すでに発言しているとしたらそれを聞きたいところ。人間が「なんで人間に生まれたの?」と聞かれるようなもんかもしれないけど。
まとめ
シャチは漢字で鯱、別名逆叉、英語でオルカ。
海外ニキはオルカと呼ぶ人がわりと多い。
海で最上位の捕食者で性格は獰猛。サメすら獲物。
ゆえに海外ニキのファンアートは沙花叉攻め、ぐらやられ絵が多い。
でも人を捕食対象にはしないっぽい。
シャチも哺乳類。
ヒト科に迫るくらい知能が高いかも
他のホロメンも一部、アニマル雑学してます:【実写版ホロライブ】アニマル系ホロメンの動物写真をまとめてみた※アニマル雑学追加
参考
以下、特筆なき場合2022.1.19確認
死んだ子どもに寄り添い続ける母親、シャチの窮状物語る カナダ CNN.CO.JP
シャチを英語でなんという?覚えておきたい表現2選 – 英語塾六短塾
シャチの脂肪で作った串揚げの味は? 「ゴールデンカムイ」の狩猟メシを食べる – livedoor NEWS 2016.8.26記事
シャチ(Orcinus orca)- ZUKAN ※セキュリティ警告が出るようになったためリンク削除。2022/10/14確認