※【ネタバレあり】説明にボスの名前や一部の行動、攻略を進めて解放されるコンテンツを文章・画像・動画で登場させる場合があります。動画の音量が大きいかもしれないので、再生時にはご注意ください。
SEKIROは「死んで当たり前」なゲームです。何度死んでもよみがえり、敵の動きや配置を覚えてプレイヤーが成長します。
熟達の忍びだったSEKIROが死にまくるほどの強敵ぞろいですが、プレイヤーが全盛期のSEKIROの力を取り戻すまでは苦戦が必至です。今回は攻略と言うほどではないけれど、知っておくと便利な小技を紹介します。知っていることがほとんどかもしれませんが、意外に知らない小技が見つかるかもしれません。
- 流派技はハイリスク、しかしハイリターン
- 回復と大ダメージの両立「一文字」と「一文字・二連」
- わざと体幹をくずされる
- 類稀な強者との再戦・連戦は帰り仏で即時終了できる
- 銭は使う、使わないなら銭袋を買い占める
- 「不慣れな相手」や「戦い序盤で失敗した」ら、消耗品を使わない
- ガードしながら弾きを狙う
- 攻撃チャンスはアイテムチャンス(特に回復)
- 攻撃回数を1回減らす
- 戦い始めは弾き・見切りより回避
- 離れてしまう相手には「派生攻撃・追い斬り」
- 連続ダメージ対策には「霧がらす」
- 体力と体幹を焼き尽くす「火吹き筒」+「油」+「奥義・纏い斬り」
- ”物売りの穴山”から格安で「油」をもらう
- チュートリアルで体力全回復
- 「陶片」は敵に直撃させて使う
- SEKIRO小技まとめ
流派技はハイリスク、しかしハイリターン
スキル習得やボス撃破で覚えられる旋風斬りなどの流派技。強力な技が多いものの、普通の攻撃よりも硬直時間が長いなどリスクも大きく、状況を選びます。しかし使い方を見極めればやはりリターンが大きく、使いこなせば大きなリターンがあります。
多人数から体力削りまで「旋風斬り」
忍び技で最初期から習得できる流派技。回転斬りなので複数人数を巻き込むことができます。
出が早いにも関わらず、ガードの上からでもダメージを与えられる技なので相手が確定でガードする時に重ねると体力を削り、結果として体幹を削りやすくなります。
相手のスーパーアーマーには注意が必要なので、当てる攻撃ではなくガードさせる攻撃として使うと強力です。
距離を操る「寄鷹斬り」と「寄鷹斬り・逆さ回し」
忍び義手技。飛びかかって斬りつけるので、少し距離をとってくる相手や攻撃をたたみかけたい時に便利な流派です。
弾いても距離を離される攻撃や、後ろに下がって体幹を回復しようとする敵を狩れます。スキル取得を進めて逆さ回しを習得すると寄鷹斬りの後に同じくらいの距離を戻ることができるので、出が遅い相手のスーパーアーマー技に対して攻撃を与えて安全圏へ逃げることができます。
回復と大ダメージの両立「一文字」と「一文字・二連」
使用すると狼の体幹が回復し、相手の体力と体幹にダメージを与えて、よろめかせやすいという強力な流派技です。
モーションは大きいので相手が自由に動ける時には使えませんが、狼の体幹がギリギリの時でも攻撃しながら回復できるのが強力。「攻撃チャンスを犠牲にしても体幹を回復しなければ!」という事態や、回復より攻撃を優先した結果として体幹をくずされたやられた、ということを防止できます。
下段狩りの「仙嶺脚」
飛び上がって上から蹴りを浴びせる流派技。
飛ぶので下段攻撃を回避して攻撃を与えることができます。体幹に大きなダメージを与えて、わずかながら体力ダメージもあるので下段対策として序盤〜終盤すべてのタイミングで使用できます。狼のジャンプ中の通常攻撃は威力が低いので、下段攻撃を使用してくる相手には活躍の場が多くあります。
あまりに強力すぎて下方修正されましたが、それでも強いと言える技です。
わざと体幹をくずされる
相手の「連続攻撃の最後」や「大振りで強力な攻撃」をわざと弾かずにガードして体幹をくずされ、すぐに体勢を整える(起き上がる)ことでノーリスクで体幹を全回復することができます。
たとえば「大忍び 梟」の攻撃は体幹ダメージも大きく、体幹がくずれた時に致命的な追い討ちをしてきますが、ほとんどの攻撃で起き上がりが間に合います。
類稀な強者との再戦・連戦は帰り仏で即時終了できる
類稀な強者との再戦または連戦をしている時には鬼仏から終了を選択する必要がありますが、帰り仏を使うと鬼仏を利用せずに現実世界へ帰還することができます。この時、帰り仏を使用した時に「荒れ寺の鬼仏」「最後に対座した鬼仏」の選択肢は出ません。
暴発するとスキだらけになり、ほぼ確実に攻撃を受けるので不安な場合は使用アイテムスロットから外しておきましょう。
銭は使う、使わないなら銭袋を買い占める
SEKIROでは死ぬと銭を失います。その額は所持していた半分にもなり、1万銭持っていたら5千もの銭が無くなってしまうのです。
新しい場所へ行く時、類稀な強者に挑む時は特に死にやすいので、すっからかんになるのを目指すくらいの気持ちでお金を使っておきましょう。
ある程度、おすすめのアイテムを下記にまとめました。
- 瓢箪の種(最重要)
- 丸薬
- にぎり灰
- 油
- 銭袋
- 陶片
傷薬瓢箪の使用回数が増やせる「瓢箪の種」は真っ先に買っておきたいアイテムです。1,000〜2,000という高級品なので、死による所持金半額で買えなくなる危険性もあります。2,000銭で売っている商人を発見済みの場合で1,900銭を持っている場合は、危険地帯に行く前に少し稼いで買ってしまいましょう。丸薬も回復アイテムですが、消耗品なので買えるだけ買っておきたいアイテムです。
銭袋は使用して得られる額が購入金額より安くなってしまいますが、死亡によって失われないので手数料をとられる貯金のようなものです。買いたい商品がない時は買えるだけ銭袋を買いまくりましょう。
「不慣れな相手」や「戦い序盤で失敗した」ら、消耗品を使わない
初心者の場合は特に、形代や丸薬が無くなりがちです。形代は鬼仏で買えるので稼げばいいですが丸薬などは集めにくいので、ある程度戦えるようになってから使用した方が無難です。
ガードしながら弾きを狙う
「ガードを連打すると弾きが成功しにくくなる」つまり、弾きとして認識される時間が短くなってしまい、ガードになってしまいやすくなります。しかし直撃を受けるよりはマシ。
ガードをした状態で攻撃を待ち構え、弾きを狙うタイミングで一瞬ガードを解除して即座にガードボタンを押して弾きを狙いましょう。
この方法なら失敗してもガードできることが多く、連打し続けるより弾き成功の受付時間が長いというメリットがあります。まずは失敗してもいいので失敗ガードを繰り返してタイミングを覚えましょう。
攻撃チャンスはアイテムチャンス(特に回復)
多くの強敵は、狼のアイテム使用に合わせて攻撃を仕掛けてきます。これのおかげで強敵戦では回復が無駄になることがあり、回復アイテムが足りなくなりやすいのです。敵の回復つぶしはかなりの距離を移動してくるものが多いので、おおげさなくらい距離を取れるわけでなければ、攻撃チャンスを利用した方が安全。
敵の行動後のスキで、狼の攻撃が2〜3回以上当てられるタイミングは安全に回復できるチャンス。相手を確実に忍殺できる状況以外は回復しましょう、狼が死ななければ勝てます。
「大忍び 梟」戦2形態目では緑苔の曲がり瓢箪、毒消し粉、中り薬を使うのも有効。「怨嗟の鬼」「芦名一心」では赤苔の曲がり瓢箪を使うと回復を節約できることがあります。
どうしても攻撃を受けてしまう・体幹をくずされてしまう相手には吽護の飴、剛幹の飴も有効。安定して倒せる相手なら阿攻の飴で時短になります。
攻撃回数を1回減らす
狼がダメージを受けてしまう状況は、意外と限られています。
- ガードが間に合わない
- 体幹がくずされた
- アイテム使用中に攻撃された
- 雷返しミス
- 「危」攻撃への対処ミス
- 狼が攻撃の硬直中に敵が攻撃してきた
初心者から中級者までに多いのが、最後の「攻撃の硬直中」に敵の攻撃を受けてしまう状況。狼の攻撃はけっこう硬直が長く、攻撃チャンスに思えるラスト一撃が危険なんです。今まで3回攻撃していたところを2回に、2回攻撃していたところを1回に減らすことで生存率を大きく上げることができます。強敵は狼の攻撃にひるまずに攻撃してくるスーパーアーマーを持っていることがほとんどです。
敵が普通に立っている状態と、攻撃している時の姿勢を見てみましょう。敵が攻撃の硬直から次の動きにうつる前に、初期の立ち方に移行するのを観察すると「これ以上攻撃してはいけない」というタイミングがつかみやすくなります。ほとんどの敵は攻撃時に足か武器を動かすので、足か武器を通常立ち位置まで戻りかけたら危険のサインです。
敵の連続攻撃のラストだけに注意すればOK。
戦い始めは弾き・見切りより回避
少し難易度は上がりますが、かなり上級者でなければ相手の体力があるうちに体幹を削り切ることはできません。序盤はダメージを与えて体力を減らし、後半は体幹ダメージを与えるために弾きと見切りと攻撃をメインにします。
弾きや見切り後に斬れる相手ならいいですが、ガードする敵の場合は回避から攻撃なら当たる、ということが多いんです。突きに対しての見切りは、右ななめ前方向にステップすると見切らずに回避できるか、失敗しても見切りになりやすい。
相手の体力が少なければガードされても体幹をジリジリと削り続けられるため、確実に追い詰めることが可能です。
弾いても狼が吹き飛ばされる攻撃は特に、回避攻撃をするチャンスで、後半なら弾いて体幹ダメージを与えるのも選択肢に入ります。
離れてしまう相手には「派生攻撃・追い斬り」
狼のダッシュ攻撃は出が遅く硬直が長い上に戦闘中としてはダッシュの速度も不十分です。
手裏剣からの追い斬りを使用すると一気に距離を詰めることができて、休ませずに畳み掛けることができます。離れて体幹を回復する敵にも、手裏剣の時点で阻止できるため有効。派生攻撃・追い斬りは爆竹と仕込み槍でも有効ですが、距離を詰めるという目的だけなら発生が早く遠距離まで届き消費形代が1である手裏剣がおすすめ。強化義手忍具を取得していれば、まぼろしクナイと銭つぶて以外ならどの手裏剣系でもOK。
離れて体幹を回復する敵は、最初に瓢箪の種を落とす「武将タイプの敵」や、「大忍び 梟」です。「破戒僧」は体幹回復行動はしないものの、攻撃しながら後退するので追い斬りは追いかけるのに便利です。
連続ダメージ対策には「霧がらす」
霧がらすは構え中に攻撃を受けると、ノーダメージで短距離を無敵移動できる義手忍具です。
強化義手忍具を作成しているなら「老い羽の霧がらす」が理想。老い羽は攻撃を受けたあとでも発動できるため、次の攻撃を受けずに逃げて回復することも可能。特に相手の連続攻撃中に攻撃を受けたあと、致命傷を受けないために役立ちます。強化前に「霧がらす」は事前に発動して構えている一定時間内に攻撃を受けないといけなくて、攻撃をくらってしまった後は発動できないのでいまひとつ。
体幹崩れ状態では「霧がらす」を使えませんが、ギリギリで「危」の追い討ちをしてくる場合には「霧がらす」で回避できる場合があります。
上位には「ぬし羽の霧がらす」があり、老い羽と同じく攻撃前と攻撃を受けた後のどちらも発動できて、狼が移動した箇所に炎を発生させてダメージを与えられる義手忍具です。しかし「霧がらす」と「老い羽の霧がらす」の消費形代に対して、「ぬし羽の霧がらす」は消費形代3なので長期戦になる場合は形代不足に注意。基本的には「老い羽」で十分です。
体力と体幹を焼き尽くす「火吹き筒」+「油」+「奥義・纏い斬り」
「火吹き筒」と「油」だけでも強力。状態異常の「炎上」は継続ダメージを与えるだけではなく「体幹が回復しない」という効果があり、相手の体力があるうちから一気に体幹ダメージを稼ぐことが可能です。同じ状態異常は耐性が高くなり、何度もかけることはできない場合がありますが炎上に関しては「油」があることで、相手の耐性を低下させることができます。
短時間でたたみかけられるなら、最大体力から一気に相手の体力と体幹を削ることが可能です。
”物売りの穴山”から格安で「油」をもらう
”城下外郭 虎口階段”にいる商人の穴山からは、「三年前」と「義手忍具・火吹き筒」の情報を、それぞれ買うことができます。
2つ目の情報を買った時に「火吹き筒」をすでに入手していると、「油」を2つくれます。
20銭で「油」2つというのはかなりお得で、近くにいる「赤鬼」と闘う時にも役立ちます。
チュートリアルで体力全回復
九郎から傷薬瓢箪をもらった時は、普通にプレイしていると傷薬瓢箪を使い切ってしまう上に体力全開まで回復しません。しかし「帰り仏」を使うと、九郎のそばから体力全快で再開され、傷薬瓢箪も1回使用できる状態になります。ついでに丸薬も回収すると効率的です。
「陶片」は敵に直撃させて使う
ダークソウルシリーズのプレイヤーなら、近くの壁などに音を発生させておびき寄せるタイプのアイテムと勘違いしてしまうかもしれませんが、陶片は敵に直撃させて使えます。
壁から覗き込み状態などで敵をロックオンして陶片を使用するとぶつけることができて、当たった敵は敵対ではなく警戒状態になり、陶片を投げた狼がいた場所を調べにきます。相手の位置にもよりますが、覗き込み状態からの忍殺も可能。この時、投げた場所から狼が移動して上からその様子を観察する、ということもできます。アイテム版の指笛ですね。
敵が多くいる場所で、普通に出ると大群に囲まれてしまう状況でも一人一人おびき寄せて仕留められることがあります。
SEKIRO小技まとめ
SEKIROは自由度が高く、プレイスタイルによって「この義手忍具が強い」「この技が使いやすい」「流派技はいらない」など様々な意見があります。
だからこそ自分以外のプレイを見ていると新たな発見ができることもあり、そういった面でもプレイ配信や攻略サイトを見る楽しさを感じられる場合がありますね。
クリア済みの人でもほとんど使ったことがない流派技や義手忍具を使ってみる、あるいは使用しない縛りプレイをすることで、新鮮な気持ちで楽しめるかもしれません。