ナルメア(グラブル) – らく百科

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親記事:GRANBLUE FANTASY(グランブルーファンタジー/グラブル)
関連:主人公(グランブルーファンタジー)

この記事はネタバレを含みます。

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概要

人物

プロフィール

  • 年齢:24才
  • 性別:女性
  • 身長:134cm
  • 種族:ドラフ
  • 武器:刀
  • 趣味:鍛錬、日向ぼっこ
  • 好き:子供
  • 苦手:瞑想(寝てしまうため)
  • 声優(CV):M・A・O
  • 英語表記:Narmaya
  • 主人公の呼び方:団長ちゃん

外見

ナルメア
ナルメア(グラブル)© Cygames, Inc.

片目隠れでふとももまで届く桜色の髪、水色の瞳、大きめな角。

低身長(134cm)かつ巨乳というトランジスタグラマーであるが、これはドラフ族女性の特徴であるためナルメアが特別な訳ではない。

別バージョンが出るたびに衣装と髪型がかなり変わるが、コートやマントといった動きに合わせてヒラヒラするものを身に付けていることが多い。クリスマスはガーターベルト、バレンタインは胸元が開いている、水着では股に抜き身の刀を挟むなど挑発的(?)なポーズも意外に多い。

性格

出会った頃

基本的に温和で優しく面倒見が良い。瞑想するとついついそのまま眠ってしまう天然おっとりな面を見せる。

しかし弱者には容赦がなく、「さようなら、価値なき者よ」と名前も顔も覚えようとしない。

反面、出会った当初は謙虚を超えて卑屈(後述)だった。それも伴い過剰なまでのストイックであり、周囲から強いと言われても自分は弱いと自虐し、鍛錬を重ねる。

積極的なタイプのコミュ障であり、過保護に世話を焼いてはやりすぎて嫌われたと思い込み過度に反省することを繰り返す。実際にダメンズメーカー気質であり、あの主人公ですら「このままではダメにされる」と危機感を覚えた。(もちろん主人公たちが彼女を嫌うことはない)

その後

自分の弱さと強さを正しく認め、大きく成長。

斬った相手を決して忘れず強さと成長の糧とし、また、子供の頃に満たされなかった幼い要求も素直に認められるようになった。

ストーリー

主人公との出会い

(闇SSRナルメアの出会いのフェイトエピソードより)

初登場時は当時の主人公が動きを目で追えないほどの実力を持つ噂の剣士だったが、「自分がそんな実力者なはずがない」と謙虚を超えて卑屈。誰から褒められても心は動かなかったが、主人公に褒められた時にナルメア自身がとまどうほど心を満たされたことにより、主人公が特別な存在となる。

オクトーへのコンプレクス

(闇SSRナルメアの最終上限解放より)

ナルメアは幼少のころ、十天衆のオクトーと出会っていた。オクトーはナルメアの遠い親戚であり、ナルメアの父が営む道場へ腕を磨きに来ていたのだ。オクトーは当時、本名であるザンバを名乗っていた(オクトーは剣の道にしか興味がなく、後に自分の名前すら忘れている)。

ナルメアは当時、門下生の中でもっとも強いほどの腕であったが、オクトーの強さはその比ではなかった。オクトーはナルメアの動きを一目見てその癖を指摘。そこを改善することで飛躍的にナルメアは強くなり、以降、オクトーに心酔する。

オクトーの横で一緒に鍛錬し、食事を共にし、動作をすべて真似る。

しかしオクトーはこの道場で得られるものは全て得たとして、何も言わずに道場を去ってしまう。ナルメアは助言された一度しか彼と会話どころか、目があったことすらなかった。

この経験が「私が弱すぎたからザンバ(オクトー)の気にも止まらなかったんだ」と思い悩み、自己肯定感が著しく低い性格を形成することになる。もともとの才能と鍛錬により達人となるが、周囲の凡人から何を言われても「ザンバに認められることはない」と心を閉ざす。にもかかわらず、主人公の賛辞にはまるでザンバから褒められたかのような多幸感を覚え、強く主人公に惹かれていく。

(皮肉ながら、ナルメアの「さようなら、価値なき者よ」はオクトーにされた自分への扱いを引き継いでしまっている)

フュンフとの邂逅

(闇SSRナルメアの最終上限解放より)

ある日ナルメアはそうとは知らずにフュンフと出会い、仲良くなるが、彼女が十天衆であり、オクトーが特別に目をかけ面倒を見ている存在であると気が付き大きなショックを受ける。

オクトーは自分を見てもくれなかったのに、フュンフにはまるで祖父代わりのように親身に接している。これはナルメアにとって耐え難い羨望であった。

以降、ナルメアの様子がおかしくなり主人公とフュンフは彼女を心配し声を掛けるが聞く耳をもたず、しびれを切らしたフュンフがナルメアに勝負を挑む。フュンフはナルメアに「自分のことを嫌いなままでは勝てない」と言い放ち、なおも自分を認められないナルメアだったが、フュンフから「主人公たちがナルメアを認めている」と強く言われたことで意識を改める。

「皆が大好きな私を!!私は大好きになって見せるっ!」

フュンフの魔法をすべて斬り裂き、フュンフが「疲れた」ということで勝負はナルメアの勝利(フュンフは「疲れただけで負けてない」と主張)。

オクトーとの再会

フュンフがナルメアとオクトーへそれぞれ「会って話すように」進言し、主人公も協力することで再会の機会が設けられた。……のだが、オクトーは「真剣にて語るのみ」とナルメアへ果し状を送り、ナルメアはとまどいながら呼び出しの場へ向かう。

心に迷いをもったままでのナルメアはオクトーに押されっぱなしの状況で、駆けつけたフュンフとグランが割り込んでいったんその激戦を止める。

「ちゃんとお話しなきゃだめ。カタナはおしゃべりしないでしょ!(意訳)」とフュンフ(7才)からガチ説教され、ナルメアは「ただ、ザンバに名前を呼んでほしかった」と幼い頃から抱いていたささやかな願いを口にする。

一方でオクトーの行動は「フュンフより強くなった道場の子が自分に会いたいっていうから戦いたいんだと思った(意訳)」という善意であり、気持ちを素直に伝えたことであっさり解決。

ナルメアは「オクトーを神格化しすぎていて、素直に人として向き合って想いを伝えればよかった」ということを理解する。(とはいえ、当時のザンバなら伝えたところで相手にしたかどうか、というのはオクトー自身が述べている)

改めて自分の望みを知ったナルメアは、オクトーを超えたいという願いを認識。改めて勝負を挑み、オクトーもまた次のように応える。

「思い出したぞ。幼きうぬは自らの道を他者の言葉により選ぶ弱者であった。だが今は、己の行かんとする道を自らの信念にて選ぶに至った。正しく強者よ!良かろう……かつての童よ!超えるというなら成して見せよ。そして行け、新たな果てへと!!」

日が暮れるまで斬り合いを続けたあと、別れ際には念願の名前を呼んでもらうことができた。

その後はナルメア、オクトー、フュンフの3人で茶飲み友達として友好関係を続けている。

アズサとの再会

大きく強さを伸ばしたナルメアだが、ふたたび行き詰まりを感じて「原点回帰」として両親(父ガムシラ、母ラルナ)のいる道場へ戻る。

そこで謎の人物の襲撃を受けて薄皮を一枚斬られる程度で回避したものの、襲撃者の持つ妖刀の力出子供の姿に戻ってしまう。

襲撃者のアズサはナルメアと同門であり、かつては何度も共に鍛錬した仲間であるのだが、オクトーへの強い憧憬により修羅と化していたナルメアはその頃の記憶がほとんどなく、アズサのことを完全に忘れていた。ナルメアの記憶では「自分は一人で鍛錬し続けていた」のだが、当時使っていた武具には明らかに誰かと打ち込んでいた傷がついている。その相手がアズサであった。

かつてのナルメアにとってのオクトーのように、ナルメアもまた「アズサを見ていなかった」状態であり、アズサはかつてのナルメア自身ともいえる。しかしナルメアは乗り越えたからこそアズサの気持ちを自分の愚かさを知っており、話し合う大切さもわかっている。

ナルメアは自分がザンバへ届かない弱さの象徴として無意識に封印していた「胡蝶刃・屠龍」を放ち、アズサの妖刀を打ち砕く。

アズサはやはり自分が弱いこと、妖刀に縋ってしまったことを悔やむが、ナルメアはアズサの強さを認め、一度たりともアズサを「つまらないもの」と思ったことなどないことを告げる。アズサも「つまらないものと思われているに違いない」と思い込んでしまってはいたが、ナルメアがそう言ったことはないと理解する。

ナルメアから「また友だちになってくれるかな」と願い出て、二人は幼少期依頼の友人関係を少しずつ取り戻していく。

ナルメアの新しい刀

(水着アズサのフェイトエピソードより)

アズサとの鍛錬において、ナルメアの刀が折れてしまう。ナルメアは気にしないように言ったがアズサは責任を感じ、引退した凄腕の男性刀鍛冶・カスミのもとを尋ねるが断られてしまう。

「できることなら何でもする」というアズサに、カスミはあしらうため「水着のままノース・ヴァスト(万年冬島)で材料を探し、自分の手で刀を10本打て」と無理難題を突き出す。しかし今まで彼のもとへ来ていた口だけの者と違い、アズサはこれを成し遂げてしまう。

カスミは真摯にアズサへ謝罪し、しかしアズサ自身が刀を打つように言い、カスミの技術全てをアズサに叩き込む。

ボロボロになって戻ったアズサはナルメアに刀を贈り、これはナルメアが軽く振っただけで海を割るとんでもない名刀であった。また、ナルメアの剣技である「刀が大剣や槍、薙刀、斧、小刀に変化する」のもスムーズであり、ナルメアが自分の体の一部のようだと絶賛。

二人は大喜びし早速手合わせするも、刃が閃くたびに海が割れ、雲が消し飛んでいく天変地異なありさまに、主人公が止めなければならない事態に。

以降、二人の手合わせにはかならず主人公が参加することが恒例となった。

戦闘能力

上記ストーリーの通り、作中屈指の達人である。特に、十天衆に勝利するキャラクターは作中でほぼ登場しない。

  • 当時の主人公が目で追えない
  • 十天衆フュンフに勝利
  • 十天衆オクトーと渡り合う
  • 刀を軽く振って海を割る

戦闘では刀を使うが「刀が大剣や槍、薙刀、斧、小刀に変化する」という魔力を用いた独自の戦闘スタイルであり、周囲に魔力の蝶が舞う。

これは格ゲー「グラブルVS」において忠実に描かれている。

グランブルーファンタジー ヴァーサス/Granblue Fantasy: Versus PV#14「ナルメア参戦編」

ゲーム上の性能

リミテッド・クリスマスでは1ターンの攻撃大幅UP、水着でも攻撃大幅UP(1回)を持ち、設定に見合う凶悪性能。

特にリミテッドナルメアはわかりやすく強いため、下記30秒動画で他キャラのダメージと比較して欲しい。

マンモスセミオート1ターンキル

参考:【風古戦場フルオート※風ナルメアあり】セミオート/フルオートマンモス1ターンキル編成してみた【グラブル】 | らくハレ

スピンオフ

グラブルVS(Granblue Fantasy Versus: Rising)

前述の通り、グラブルVSにDLCで登場。
グランブルーファンタジー ヴァーサス/Granblue Fantasy: Versus PV#14「ナルメア参戦編」

ナルメアに限ったことではないが、ドラフ女子の身長の低さと、それを感じさせない動きと華麗な剣技が美しい。

原作でいう初登場時の闇SSRナルメア性能であり、構えを変えることで実質他キャラの倍の技数を誇るというとんでもないテクニックキャラ。

GRANBLUE FANTASY: Relink

原作と同様に火力特化型と好評。

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【PS4】GRANBLUE FANTASY: Relink(グランブルーファンタジー リリンク) 【PS5】GRANBLUE FANTASY: Relink(グランブルーファンタジー リリンク)

ノベル「メンバーズフェイト2」

幼少時のナルメアのエピソードは、公式ノベライズ「メンバーズフェイト2」で詳しく描写されている。おすすめである。

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グランブルーファンタジー メンバーズフェイト 2 (富士見ファンタジア文庫)

関連

親記事:GRANBLUE FANTASY(グランブルーファンタジー/グラブル)
関連:主人公(グランブルーファンタジー)
アズサ(親友) ガムシラ(父) ラルナ(母) オクトー(尊敬) フュンフ(友達)
シルヴァ(十天衆に勝利) ムゲン(十天衆たちと渡り合う)
シエテ(団長ちゃん予備が共通して口調が非常に近いと言われており、イベント「ラスト・スモウォーリア」にて男主人公にはシエテ、女主人公にはナルメアが同じセリフを言う役として公式ネタとなった)

© Cygames, Inc.

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