黒岩メダカに私の可愛いが通じない – らく百科

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この記事は若干のネタバレを含みます。


黒岩メダカに私の可愛いが通じない
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黒岩メダカに私の可愛いが通じない

黒岩メダカに私の可愛いが通じないとは、ラブコメ漫画、また、それを原作としたアニメである。

作者は久世蘭、原作漫画は週刊少年マガジン(講談社)。アニメーション制作はSynergySP。


黒岩メダカに私の可愛いが通じない(1) (週刊少年マガジンコミックス)

あらすじ

美少女・モナは、生まれてこのかた、ずーーーーーっとチヤホヤされてきた。自分の可愛さを知っているし、注目されるのも大好き。老若男女を問わず、彼女の魅力に落ちない者はいない――そう、黒岩メダカに出会うまでは。

同級生となったメダカは、モナの可愛さにまるで興味を示さない。話しかけても、微笑んでも、リアクションは仏頂面のまま。モナにとって、これは人生最大の衝撃だった。

「何としてでも、あの無反応を崩してやる!」

あざとく振る舞い、時には下着を見せるなど大胆なアピールまでしてみるが、メダカは動じない。だが実は、彼も内心ドキドキしながら必死に耐えていたのだ。彼は寺の息子であり、恋愛や情欲に流されることを禁じられていた。

次第に、メダカを特別意識し始めるモナ。そして、友人たちの後押しもあり、メダカも少しずつ彼女に心を開いていく。果たして、二人の関係はどこへ向かうのか……?

主要キャラクター

黒岩 メダカ(くろいわ めだか)

声優:岩崎諒太

高校2年生で転校してきた本作の主人公。目つきが悪く、決して美形とは言えないが、どこか芯の強さを感じさせる男子。

実家は寺で、恋愛や情欲に流されることを禁じられている。そんな厳格な戒律を守り続けるため、「心の鍛錬」としてあえて共学の高校へ転校することに。しかし、そこで「可愛いの化身」こと川井モナと出会い、彼女の執拗(しつよう)なアピールを受ける羽目になる。

モナの誘惑に動じないクールな男……と思いきや、実際は内心ドキドキしっぱなし。だが、眉間にシワを寄せて必死に耐えているせいで、周囲には「なんでモナちゃんの魅力がわからないの!?」「あんなに歩み寄ってくれているのに!」と誤解されることに。

果たして、メダカはモナの猛攻を乗り越えられるのか――?

川井モナ(かわい もな)

声優:芹澤優(i☆Ris)

本作のヒロイン。東京に引っ越してきて1年が経つが、標準語で話しつつも、心の声は方言が抜けない。

成績優秀、容姿端麗、性格もよし、スタイルまで完璧。幼い頃から男子はもちろん、女子、大人、果てはお年寄りにまでチヤホヤされ続けてきた。彼女にとって「可愛い」は絶対の武器であり、それに靡(なび)かない相手などいるはずがなかった――黒岩メダカが現れるまでは。

転校してきたメダカは、モナの可愛さに微塵も動じず、仏頂面のまま塩対応。そんな存在はモナにとって初めてであり、負けず嫌いな彼女は「絶対に落としてやる!」と決意する。

上目遣い、萌え袖、あざとい仕草のフルコースでも手応えなし。
自分からブラをチラつかせても、うっかりパンツを見られても、間接キスをしても、まるで効果なし。

……とはいえ、モナ自身も決して平気なわけではない。
下着を見られれば恥ずかしいし、間接キスだって度胸がいる。やり過ぎたと後悔することもあるが、それでも無反応なメダカに意地になり、アピールはエスカレートしていく。

しかし、モナから見ると塩対応なメダカも冷血人間ではない。
モナの服が濡れて透けたときは、ためらわず自分のシャツを貸してくれたり、危ない場面では迷わず庇(かば)ってくれたり……。

最初は「落とすため」だったのに、いつの間にかメダカを特別に感じ始めてしまうモナ。
果たして彼女の恋(?)の行方は――?

春野つぼみ(はるの つぼみ)

声優:花澤香菜

モナの前に現れた、メダカを狙うライバル……かと思いきや、実は彼女の熱心な追っかけ。モナの隠し撮りをするほどの厄介ファン気質だが、肝心のモナ本人はまったく気にしておらず、むしろ親友に。

さらに、モナとメダカの関係を全力で応援する良き理解者でもある。

モナが見てもおどろくほど魅力的な胸を持ち、学園祭でミスコンに出てからは学内にファンを増やしてしまうほどの人気ぶりを誇る。

湘南 旭(しょうなん あさひ)

声優:雨宮天

後輩の1年生で、小柄でありながら女子バスケットボール部のエースをつとめる実力者。成績も1年生でトップの実力と、モナに匹敵するハイスペックである。

ろうかですれ違った時にメダカに一目惚れし、積極的にアプローチするも、メダカの前では普段のクールな印象をくずし、照れ屋でおとなしくなってしまう。モナにきっぱりと恋のライバル宣言をし……。

難波 朋(なんば とも)

声優:矢野妃菜喜

モナの幼馴染で、大阪では同じ中学校だった。父子家庭で、家事スキルが高い。

父の仕事の都合で東京へ引っ越してきて、「遊びに来た」とうそをついてモナを遊んだ翌日に転校生としてクラスメイトになるサプライズするなど、いたずらな面をもつ。

幼馴染ゆえか、モナがメダカにホレているのをすぐに見抜き、2人をくっつけようと画策するが、旭から「朋もメダカに好意を抱いている」ことを指摘され、自分の想いを自覚する。

モナにも正直にその気持ちを話し、納得の上で恋のライバルとなる。メダカをデートにさそうなど積極的にアプローチするが、メダカ自身はそれが恋愛的アプローチとは気づいていない様子である。

その他キャラ

小早川 翔(こばやかわ しょう)

声優:山下大輝

メダカの友人でクラスメイトでもある男子。モナにホレていて「ライバルを増やしたくない」と言いつつも、メダカの態度に難色(なんしょく)を示しており「ホレなきゃいいんだから冷たくする必要はない。戒律に”優しさ”は含まれていないのか?」と指摘し、メダカのモナへの態度を軟化(なんか)させた。

木戸 譲(きど ゆずる)

声優:畠中佑

メダカの友人でクラスメイトでもある男子。自宅が大きく、クラスメイト全体を集めてパーティーを開けるほどの金持ち。

主題歌

雨トキメキ恋模様

【MV】雨トキメキ恋模様 / いろはにほへっと あやふぶみ【リリース記念グッズ発売中!】

バーチャルYouTuberホロライブから白上フブキ、大神ミオ、百鬼あやめにより組まれたユニット「いろはにほへっと あやふぶみ」が歌う、明るく楽しい気分になれるメダかわにぴったりなOP。プロデューサーはボカロ名曲「テレキャスタービーボーイMV)」でも有名なすりぃ氏。

ちょっと変なバズり方

アニメOPのダンスアニメーションの「体がほとんど動かず手足だけ動かす」という低予算感から「ひっくり返った虫ダンス」とネットミーム化した。

参考:ネットミームかるた #1232 ひっくり返った虫ダンス

関連リンク


黒岩メダカに私の可愛いが通じない(1) (週刊少年マガジンコミックス)


黒岩メダカに私の可愛いが通じない(2) (週刊少年マガジンコミックス)


黒岩メダカに私の可愛いが通じない(3) (週刊少年マガジンコミックス)

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