
ファイター・オリジン弱体化
実装されたばかりのファイター・オリジンが、2025/09/24にナーフされた。※ナーフ…弱体化されること
何が問題だったかを簡単にまとめる。
毎ターン一人でフルチェイン+完全回避
Lv50まで強化し、アビリティを取得すると可能となる。
まず、アビリティに「アンリミテッド・ブースト」と「ドーンブレイク」をセット
アンリミテッド・ブースト:効果中、攻撃行動2回/攻撃時にランダムな自分のダメージアビリティが発動 ※ナーフ前の性能

ドーンブレイク:奥義ゲージUP(20%)

他のダメージアビリティをセットしなければ、奥義発動後にドーンブレイクが発動する。
奥義効果に奥義ゲージUP(30%)などを持つ武器をメイン装備にし、「奥義ゲージ上昇量UP」を付与していると、
奥義発動:奥義ゲージUP30%(武器効果)+20%(ドーンブレイク)+奥義ゲージ上昇量UPで100%に → アンリミテッド・ブーストの効果で再行動。奥義ゲージ100%なので奥義が発動 → 一人でフルチェイン
これにくわえ、土アンスリアの「主人公が奥義発動時に完全回避」がつくと、毎ターン完全回避できてしまう。
エンドコンテンツとされている「スーパーアルティメットバハムート(スパバハ)をファイター・オリジンでソロ討伐」だとか、「9分討伐達成」という報告が相次いだ。
予想通りのナーフ
多くの騎空士(プレイヤー)が「さすがに……」と思っていると、やはり迅速にナーフされた。
内容は「奥義後にも発動していたダメージアビリティが、通常攻撃後のみになった」というもの。これにより、奥義時にドーンブレイクは発動せず、1人フルチェインはむずかしく(不可能?)になった。

「事前のゲーム内検証が十分ではなかった」?
「事前の検証が十分ではなかった」とのことだが、ファイター・オリジンの習得するドーンブレイク+アンリミテッド・ブーストをセットするのは自然。むしろこれを定番組み合わせとして用意したはずである。
奥義で奥義ゲージがアップする武器ももちろん把握していただろう。
しかし「奥義ゲージ上昇量UP」を失念していたのだろうか。
騎空士心理なら「どうすれば奥義を乱発できるか?」を考えるのが自然であり、そうなればこのループへたどり着くのはむずかしくない。
以前にもヤチマで騒動はあったが、こちらはベルエンジェルというイレギュラー的な召喚石を見落としていたためとわかる。
だが、今回はファイター・オリジンのみでほぼ完結できてしまう落とし穴。これを見落としてしまうのは、「開発陣は検証をする時間や人材が足りないほど忙しいのでは?」という疑念が沸く。
バランス調整は避けられないし、完璧は無理だろう。しかし運営的にも騎空士的にもナーフは信頼関係に悪影響があるし、修正にあたる運営・ムーブを模索した騎空士ともに時間と労力も無駄になってしまう。
想定を厚くしこうしたミスを減らしつつ、新コンテンツには懲りずに挑戦しまくってほしい。できれば中級者でも楽しめる内容で。
▼ヤチマ+ベルエンジェル
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