ギャグ要素ありなイケメン料理男子ストーリーイベントです。登場する料理や用語はガチ(ちゃんと解説あり)。ルリアとビィのグルメレポートも見どころ。
人によってはかなり飯テロかも?
忙しい方は箇条書きを
ちょっと忙しい人はさらーっと画像だけチラ見
あとは時間と相談でご覧くださればと思います。
超絶ざっくりストーリーが知りたい人向け箇条書き
- フェードラッヘ(国)のお祭りでグルメイベント
- ヴェインと見習騎士同期だったジャックの店が閉店危機
- グルメイベント一位+オーナーを料理で唸らせれば閉店回避
- 魔物料理ででビストロ・フェードラッヘが盛り上がる
- 不満を抱えていた古参スタッフがライバル店に引き抜かれる
- 昔の情熱や店長との約束を思い出したスタッフが復帰する
- 見違えた接客と新料理がオーナーを唸らせる
- デザートのプリンがライバル店の妨害で出せなくなる
- ジークフリートが即興で魔物プリンをつくり、オーナーを完全に満足させる
- グルメイベント優勝
- ライバル店の店長が妨害についてオーナーから厳重注意を受ける
- シャロカルテの協力でその後の食材流通ルートを確保
- 騎士への敬意を込めて、ビストロ・フェードラッヘが店名を変更する
- 完
ビストロ・フェードラッヘのストーリー
オープニング
ランスロットたちが在籍する白竜騎士団を抱える国、フェードラッヘはお祭りの季節。フェードラッヘの祭りではグルメイベントが開催されます。
ルリアたちはまず、ランスロット、ヴェイン、パーシヴァル、ジークフリートと合流しました。
ランスロット ヴェイン パーシヴァル ジークフリート
歩いていると準備中の飲食店から言い争いの声が聞こえたため様子を見てみると、土下座している男性とそれを見下す男性の姿があります。
どうやらこの店は経営が傾き、閉店するというオーナーのサヴァランと店を続けたい店主のジャックが口論になっていたようです。ヴェインたちは二人を落ち着かせるため、白竜騎士団の名前を出して仲裁に入ります。
そこでジャックとヴェインはお互いの顔を見合わせ、互いに見習い騎士時代の同期だったことが発覚。
なおさら見て見ぬふりなどできないヴェインは白竜騎士団副団長の身でありながら「ジャックにもう一度チャンスを」と言い、ためらいなく土下座します。
それでも店を閉めるというサヴァランに詰め寄ると、「私が屈するのは、私が認めた料理だけだ!」と叫びました。ここでルリアが「それじゃあ、サヴァランさんに認めてもらえるお料理を作ればいいんですか?」と発言すると、サヴァランも美食家として引き下がるわけにはいかなくなります。
さらにウェールズ家のパーシヴァルが後押ししたことにより、この店「ビストロ・フェードラッヘ」がグルメイベントで売り上げ一位を達成し、サヴァランの舌をもうならせれば閉店を考え直すと約束しました。
ヴェインだけでなく、ランスロット、パーシヴァル、ジークフリート、ルリア、ビィ、主人公も協力して、グルメイベントの売り上げ一位を目指す「ビストロ・フェードラッヘ」が始まります。
1話 ビストロ再建計画、始動
もともと料理上手なヴェインは厨房へ。
その腕は普段ヴェインに辛辣なパーシヴァルさえ「お前は料理だけは得意だったな。」とツンデレ風に認め、ジークフリートも「一朝一夕には得難い才能だ。」と絶賛するほどです。
人当たりのいいランスロットは接客担当。
将来の王たるパーシヴァルは経営状況の把握分析。
ジークフリートは自由※(補足後述)…というわけにもいかないので、ヴェインから料理を教わることに。野営のサバイバル的調理はできますが、ちゃんとした料理は未経験な様子。
刃物を扱うからには真剣なジークフリート 困惑するスタッフ
ルリアたちは臨機応変にお手伝いします。
この可愛いルリアスキンはイベント参加でもらえるので未入手の騎空士は4月15日17時〜の復刻開催必見です。
※「自由行動のジークフリートは無敵」はグラブル名物の1つ。↓公式でもネタに。
近くには大人気な高級レストランがある一方で、ビストロ・フェードラッヘは予算無し、客無し、スタッフやる気無しと実情は厳しい。
そこで「材料費がタダ」「美食家も馴染みのないめずらしい食材」として目をつけたのはなんと「魔物を使ったフルコース料理」。幸い、主人公を含めイベント参加メンバーは強者揃いです。
ヴェイン&ランスロットの前菜
なんやかんやでヴェイン&ランスロット、パーシヴァル&パーシヴァルのコンビで前菜料理対決をすることになりました。
ヴェインがランスロットに「自分が作った料理で何が一番おいしかった?」という質問で「全部」なんて答えちゃいつつも、思い出の味である「おばあちゃん直伝のキッシュ※」が良いと魔物魚釣りへ行きます。※キッシュはざっくり言うと卵や生クリームを使うパイ料理
当然バトルあり。完成度はもちろん、ジャックも大絶賛なレベルです。
パーシヴァル&ジークフリートの前菜
パーシヴァルは亡き母から教わった「パテ・ド・カンパーニュ」を選びます。パーシヴァル曰く、細かく刻んだ肉類に香草を混ぜて型にはめて焼いたもの。
パーシヴァル自信のレシピと、ジークフリートが選ぶ上質な猪の魔物肉で勝負です。やはりバトル。
2話 スープで白黒
初日の売り上げランキングは最下位ですが、昨日のキッシュとパテを食べた人からの噂で、ちらほら来客の姿が見えます。
しかしスタッフは白ワインを求める客へ「肉料理だから赤の方がいい」と対応、見かねたパーシヴァルが料理に合う白ワインを提供しスタッフを教育します。
パーシヴァルの言う事は正論ですが、いつも通り高圧的な態度は先輩であるスタッフの神経を逆撫で。ランスロットはパーシヴァルにアイコンタクトで下がってもらい、スタッフに共感して冷静さを取り戻す手伝いをしてみせます。
これによりスタッフはパーシヴァルへの反感を残しつつも、指摘を素直に受け取ることができました。
料理対決はジークフリートのキノコスープ対ランスロットの鳥スープ
ジークフリートの茸スープ ランスロットの鳥スープ
ちなみに、料理対決では主人公が「こっちが美味しかった!」「どっちも美味しかった!」を選べます。
第3話 メインディッシュを求めて
順位は上がってきたがまだ底辺争い。
スタッフが「騎士団の人を客として呼べばいいんじゃね?」とやる気なく提案するも「私情で騎士団は動かせない」と断った上で「アイデアを出し合うことは良いこと」とその場は終了。
客は増えてきたものの、メインディッシュを残して帰ってしまうことが多い。厨房スタッフには自分たちのせいだと重苦しい空気が流れます。
ヴェインたちが新たなメインディッシュについて考える一方で、古参スタッフはメニューを変えることに抵抗を示し、ヴェインたちに直接言わずジャックへ不満をぶつけます。
反感を覚える古参スタッフ 反感を覚える古参スタッフ
ジャックはなんとかスタッフたちをなだめるのでした。
メインディッシュは魔鯛のポワレにしようということに。ポワレは表面カリッと中はふんわりな感じで焼く調理法のこと。今回はバターやオリーブオイル、ニンニクを使って蒸し焼きにするスタイルです。
グラブル名物、生半可な星晶獣より強い海産物。
しかし肝心のソースが決まらない。そこで提案されたのはジャックが先代から受け継いだ秘伝のソースで、これが見事にマッチします。パーシヴァルたちやルリア、主人公まで表情をとろけさせるほどの圧倒的美味!
料理は文句なしに最高の出来。しかしずっと外で呼び込み続けるわけにはいかず、かといって待っているだけではとうてい一位には遠い。そこでジークフリートは店外で食べられる場所を設けることを提案し実行することにします。
立ち飲みできる場を用意することで客の回転率向上と宣伝を兼ねる作戦です。
第4話 不思議なソルベ
即興のテラス作りを終えた皆は冷たい飲み物やアイスが欲しくなったことから、ランスロットはフルコースのデザートにアイス(ソルベ)が良いのではないかと提案します。
しかしランスロットの言う不思議な味のソルベを食べた店は閉店していたため、すでに引退したと言う店主の老人を尋ねます。老人は美食家のサヴァランに自分の開発したソルベを食べてもらえるなら光栄だと、不思議なソルベの作り方を教えてくれます。
不思議なソルベは、精霊の魔力の結晶から複雑な手順で取り出した魔力の実を使用することで生み出されていました。
ランスロットが絶賛したソルベが世の中に流行っていなかったのは、この製造工程があまりに高度な職人技であり挫折する者が多かったためなんだとか。
ランスロットは失敗、ヴェインも良い所で油断し失敗、パーシヴァルは成功するも時間がかかる。そんな中でジークフリートはアッサリと短時間で習得、成功させます。
老人の見せたお手本ソルベは美しく、精霊のエレメントによってさまざまな味を見せてくれる極上のデザートでした。
店先で出された不思議なソルベは高級レストランの行列からも客を集める注目を浴び始めました。
第5話 更なる新メニュー誕生
さらにランスロットの提案でもう一品デザートを考え、さっぱりしたソルベに対して濃厚なプリンはどうかという話になります。
プリンといえば大切なのは卵。美味しい卵ならバジリスクの卵、と、やはり魔物を狙うことになりました。ヴェインがバジリスクに襲われるハプニングがありつつも卵はゲット。
あとは普通のプリンのようにヴェインが腕を奮います。これもまた全員をうならせる傑作でした。
今度は飲み物に「コピ・レオル」というコーヒーがパーシヴァルから提案されます。これはレオルという動物が食べて排泄した未消化の豆を使用したもの。私たちの世界で言えばジャコウネコが食べて排泄した豆からつくるジャコウコーヒー(コピ・ルアク)。値段もピンキリですが100g1万5千円とか。
できたコーヒーがこちら。
美しい色もさることながら、カップのデザインって大事ですね…。
第6話 最後の追い込み
ビストロ・フェードラッヘの評判は一気に上がり、売り上げ2位へと浮上します。
もう1つメインディッシュに肉料理が欲しいと考えていたところ、スタッフたちが来ません。客の増えた忙しい店をヴェインたちだけで回すことになりました。
料理運びに接客対応、注文受けなどを全てをこなすランスロットが追い詰められた時、パーシヴァルが料理運び・水の補充・メニュー受けなどを引き受け、ランスロットが接客対応に集中できるよう体制を整えます。
厨房でもルリアたちの仕込みが追いつかない!というところで本気を出したジークフリートがスピーディーに仕込みを終わらせていきます。
一方、ギリギリを耐え切るビストロ・フェードラッヘを眺めるのは高級レストランの店長。そのそばにはビストロ・フェードラッヘの古参スタッフの姿がありました。高級レストランはビストロ・フェードラッヘへの妨害も兼ねて、古参スタッフを引き抜いていたのです。
古参スタッフは苦労するビストロ・フェードラッヘを見て自分たちの大切さを思い知れと思うと同時に、情熱を持っていた頃を思いだし、自分たちでは到達できなかった繁盛している現状を認めます。
スタッフは店主に支えられた日々や、一緒に夢を持って努力したこと、ビストロ・フェードラッヘを全空一の店にすると約束していたことも思い出します。
約束を思い出すスタッフ 約束を思い出すスタッフ
戻ろうとするスタッフたちを高級レストランの店長は高額な給与で引き留めようとしますが、スタッフはもう迷うことなくビストロ・フェードラッヘへ向かいました。
引き止める店長 決意を新たにするスタッフ
持ち堪えていたヴェインたちも限界を越えようとしていたところで、スタッフたちが駆けつけます。スタッフたちは慣れた動きでテキパキと仕込みや接客をこなし、あっという間に店はスムーズに回り始めました。
団結したスタッフたちによって店は安定し、ヴェインたちは改めて店をスタッフにまかせてメインの肉料理を決めるため情報を集めます。
その中で幻の食材「ガラルドーザのシャトーブリリアント」の存在に辿り着きました。ガラルドーザはドラゴンのボスさえ退けたという伝説を持つ強者、ヴェインや主人公はわずかに怖がりつつも、ガラルドーザへ挑みます。
エンディング
メインディッシュも完成し、オーナーサヴァランの来店日。見違えた接客と新料理で、普通のお客様への時と同じかつ最高のおもてなしをします。
グルメアニメのようなリアクションを見せるサヴァラン。
あとはデザートを出せば完璧と言うところで貯蔵庫に入り込んだならず者によって、デザートのプリンが全て床にぶちまけられていました。仕込みの時間を考えると、サヴァランに出すまでに新しく用意することはできません。
ジークフリートに何か策があるらしく、ヴェインたちはひとまずソルベをサヴァランに提供します。しかしやはりプリンも…と注文されたところで、ジークフリートが緊急で用意したヘクトアイズのプリンが出されました。
毒があると言うヘクトアイズをしっかり調理し、見事なプリンをつくるジークフリート。
これもまた、サヴァランを強く感動させるものでした。この世の美食を知り尽くすサヴァランにとって、未知なる食材への探求もまた評価の1つ。しかし実はこのヘクトアイズプリン、ジークフリートも食べたことのない初めて作られた物でした。
「さすがジークフリートさんだぜ」(定番セリフ)
そして、グルメイベントの売り上げランキングの結果が出ます。
2位の高級レストランと大差で優勝。最下位争いから首位へと上り詰めました。一方、ならず者を雇ってプリンを台無しにしたりスタッフを引き抜こうとしたレストラン店長は、オーナーのサヴァランから厳重注意を受けます。
しかしヴェインたちは料理人ではなく、ビスロト・フェードラッヘで働き続けるわけにもいきません。その後の食材調達についてはシェルカルテと話をつけて流通ルートが確保されました。食材調達も、シェロちゃんにお任せ〜。
ビストロ・フェードラッヘは騎士たちに敬意を表し、店名を新たにしたようです。その名は…
あとがき
グラブルのストーリーイベントはフルボイスで、キャラの声が入るとまた印象が違うので時間に余裕があったらぜひ音声ありで確かめてみて欲しいです。
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