ホロライブ3期生の宝鐘マリン船長(以下「船長」)が「eloliveと言われていたところからhololiveがアイドル路線に切り替わっていった」あたりについての話をしている切り抜きを見ました。
- 「昔はアイドル路線じゃなかった」
- 「エロライブって言われてた」
- 当時はまだアイドル路線ではなかったので、応募同期はアイドルになるためではなかった
だいたいそんな内容と解釈しています。
私はちょうど3期生デビュー少し前からホロライブを知り始めたので、路線切り替え時期だったと思う。
最初に
記憶に頼っている内容が多く、誤りがある可能性があります。
elolive
私の知ってるelolive
- 3Dではとりあえずブリッジ(スカートのメンバーが結構いる)
- 今と比較して、聞いてる人がドキドキするようなASMR
- 水着実装。ビキニタイプが多い
3期生以降は水着が実装されなくなりました。
これをネタにしたものとして、宝鐘マリンが新衣装を実装する時に「ホロライブサマーを返せ」としてホロライブメンバーの水着イラスト各種を紹介。
さらに宝鐘マリンの場合は、上着とショートパンツの着脱ができる水着が実装されました。これは本人の強く希望したからこその実現だと思います。
公式の水着3Dが用意されたメンバーについてはShiny Smily Storyの特別版MVが公開されたままなので、見られるとしたら非公式切り抜きかこのMV。
水着のせくしーさはさておき、2期生まではセンシティブがかなり得意武器だったメンバーも多いと思います。
マジでメイン武器っぽいメンバーから、単にそっちもOKまたは好きというくらいのメンバーもいますがイメージ・キャラクター的には…
- 癒月ちょこ
- 夜空メル
- 赤井はあと
- 紫咲シオン
- ロボ子さん
- 夏色まつり
- さくらみこ
公式が自重しなかった時期の一例↓
今でも過激なイメージの強いメンバーもいますが、公式からの制約は当時よりきつくなった気がする
2期生までの頃はeloliveと言われていたとはいえ、センシティブイメージのない/苦手とするメンバーもいます
- ときのそら
- 大空スバル
- 白上フブキ
書かなかったメンバーはどちらとも言えない・なんとも言えないイメージ
なんで路線変更されたのか
YouTubeは幼稚園児や小学生も多く利用しているので、全年齢に公開できる配信への規制はどんどん強くなっているみたいです
その影響もあって、ドキドキするようなASMRを公開していたメンバーが軒並み収益化剥奪を受ける事態がありました
メンバーからはその時の収入が10円に満たなかったという話も出ていて、キャラクターは本人にできるエンターテイメントとしてやはりせくしー系が武器イメージのメンバーはいますが、昔と比べて攻めにくくなったと思う。死活問題ですしね
ゲーム配信についてゲーム会社に許可を取っていなかったとして過去アーカイブが非公開になったこともあります
この時めちゃくちゃホロライブを責めるコメントをTwitterで見かけたんですが、契約締結を発表していない別事務所の同じゲームは無事だったのでホロライブと別事務所の多くは扱いが違うと思う
大手事務所ほどアンチは多い
- 登録者数が多い・知名度が高い
- 悪意あるリスナーがいる
これは特にホロライブとにじさんじが当てはまるでしょう
他の事務所でもありますが、配信中にビジネス・あだるとサイト以外のアンチによる嫌がらせスパムコメントが多いのはやはりこの2大事務所の一部の配信者に集中しがちです
その対策としてコメント受付をメンバーシップ(有料加入)限定にすることもあるんですが、メンバーシップに入ってまで嫌がらせコメントをする人がいて配信者側も「金を払ってまでよくやるね」と呆れていました
そのくらい、ファンが多くなるにつれてアンチも増え、アンチが増えれば本人に直接攻撃しようとする人も出てきます
そこまでして攻撃したい人がいる、ならば他の事務所では気に留められないことでもその事務所では攻撃や通報しやすい要素になりえるんです
アンチ思考
これは私が「実際に口には出さない・攻撃的なことを実行しない」だけで極めて強いアンチ思想を持っているからリアルに想像できることで、当てはまるアンチは多いんじゃないかと思ってます
アンチにも口には出さない人、エゴサしないとわからない場所で言う人、直接攻撃しにくい人がいることでしょう。嫌いになるのは自由ですが、嫌がらせは話が別です
ただ私自身のアンチ思考から察するにアンチ側にも言い分はあるので、自分が正しいと思っていたりあいつは攻撃されて然るべきという考えがあるかも
その場合はあいつはあんなに攻撃されるべき人間なのに、味方する人間ばかりで許せない、と実行に至るのではないかと
ホロライブに限りませんが、知名度のあるVTuberの名前は検索フォームに入力するとほぼ確実に「炎上」が出てきます
それだけ炎上が求められていて、たとえば私がこのサイトで炎上に関する記事を面白おかしく書けば露骨にアクセス数伸びるんじゃないかと言うのは容易に想像ができる
やっていいかは根拠となる情報を集めて記事にまとめたり、それっぽいデマを考えるのも楽ではないと思いますけどね。ほぼ確実と容易はイコールではないという。
現実世界の有名人よりVTuberの方がアンチは多い?
現実世界の有名人にもアンチはいますけど、よほどの人や炎上芸の人以外は検索候補に炎上のワードが必ず出るなんてことはありません
ということは、そのVTuber個人、あるいは事務所、あるいはVTuber全体の存在を面白くない、気持ち悪い、消えるべきだと考える人間の割合が現実の有名人より多いということなのではないかと思う
テレビは見ないがYouTubeを見るという人も増えてますが、それでもテレビ視聴者の絶対数はまだまだ非常に多く、YouTubeはチャンネル数が膨大なので分散するのでやっぱり1チャンネルへの同時視聴数は天地の差です
1 1%あたりの推定人数を掲載していたのはNHK放送文化研究所による「テレビ・ラジオ番組個人視聴率調査」のみ。平成18年6月調査では、1%あたり、全国7歳以上の国民約118万人とある。また『現代用語の基礎知識 2006』のNHK全国視聴率調査の項には「1%は7歳以上の国民110万人とある。
レファレンス共同データベース https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000031397
2 ただし、藤原芳紀『視聴率の謎にせまる』によると「1%は110万人」を人数換算して○○万人が視たとは言えない、とされている。
上記の情報が正確だとして、しかし1%=何人とは正確に断定できるものではない
(世帯で考えられ、1世帯のテレビでそのチャンネルを見ているからと言って、世帯全員が見ているとは限らないとか。地区ごとに集計されて人口が違うとか。)
YouTubeだと多分ファンの中で伝説になりえるのは同時接続者数数万人当たりだと思うんですが、テレビは視聴率1%でも桁違い。
オリンピックの一部視聴率は30%超えてるらしいですよ
私から見ると責める要素の見当たらない有名人も「気持ち悪い」「同性愛者(根拠の薄いイメージだし同性愛差別)」としてアンチが語らっていました
私自身、おそらく日本人のほとんどの人が好きで尊敬しているであろう有名人に嫌いな人がいるので、対象や内容は理解できなくてもそう言う人がいるのはわかってしまう
とはいえ、その人たちのことを検索してアンチの集まりが出てくるのは検索候補のかなり下か、候補には出てこない
でもVTuberはやっぱり出てきちゃうんですよね
でも、今までがあったからいまのホロライブがある
正直なところ、かっこいいだけ、かわいいだけ、カラオケレベルでちょっと歌が上手いくらいだと数万人いるVTuberの中で記憶に残りません
ホロライブは今は世界最高の登録者数を持つすさまじい事務所になってますが、昔は今ほど注目されていませんでした
私も昔はときのそらしか知らず、ときのそらがホロライブという事務所にいることを知ったのも3期生デビュー前くらいだったかも
私はホロライブの夏色まつりがめちゃくちゃ頭がいい人だと思ってるんですけど、そんな夏色まつりが過去によく「ヤバいやつがいる」と言われるようなことをしていた時期について語っています
もちろん、仕込みがないのだとすればサイコパス診断テストで高得点を出したことやセンシティブ話題に強いのは素の部分があって、それがないと破綻していたと思います
しかしそれらを表に思いっきり出すのは「ホロライブという存在を知ってもらい、そこからヤベー奴だけじゃなく可愛いメンバーもいると知ってもらう」という計算があったという内容です
炎上のリスクは当時もあったでしょうが、そもそも知名度がなければ失うものも少ないので結果的にこれは成功したんじゃないでしょうか
3期生以降のメンバーで先輩を尊敬しているならある程度同じことを考えるんじゃないかと思うんですが、今、3期生以降で大人気のメンバーが2期生以前にデビューしていたら今の強いホロライブを作れたのか?ということ
もちろん2期生までのメンバーもかわいいんですが、3期生以降のメンバーって可愛い比率強めでいけると思うんです。すでに知られているから
国民的アニメはヤベーやつばっかりだった
今のサザエさん、ちびまる子ちゃん、クレヨンしんちゃん、おそ松さんのアニメしか知らない人は原作を知ると驚愕するんじゃないかと思うくらいエグい話が多かった(おそ松さんの原作とは、おそ松くんのこと)
今は放送禁止用語になっている言葉が飛び交っていたり、登場人物が読んでいてドン引きするレベルの行動言動をするシーンはありふれています
でもあれらは刺激的で尖っていたから人の心に残りアニメ化して人気が出ました
で、多くの人に知られるにつれて尖った部分を無くして本当にファミリー向けにしていけたんです。ほのぼのでも楽しめるだけの母数を確保できたからだと思います
こちら葛飾区亀有公園前派出所(以下「こち亀」)のアニメは、失敗なのか成功なのか普通なのかはわかりませんが、原作はめちゃくちゃ車やフィギュアの専門的でマニアックな話が多かったんですけど、アニメは最初からかなりファミリー向けの印象でした
クレヨンしんちゃんからげんこつ(体罰)シーンが削除されてますし、こち亀も頭蓋骨割れるんじゃないかってくらい全力で頭を殴るツッコミもめずらしくない、コアすぎる趣味話を見てもファミリーにはウケない可能性があるので仕方ない面もあると思いますが
おねがいマイメロディなんかもマイメロが容赦のない性格だったり、スポンジボブやボボボーボ・ボーボボは意味不明クレイジーだったり、遊戯王は理不尽なのにカッコよくも見えたり、トムとジェリーもなかなか過激だったり、初代プリキュアの戦闘がドラゴンボールスタッフによるゴリゴリのバトルだったり……
プリキュアなんかはオタク成人男性も好む人が多いようなんですが、最初から少女向けの魔法少女だったら今ほどおっさんのファンはいないと思います。そもそも今ほどおっさんがプリキュアを名前以上の知識を持つことはなかったと思う。娘の趣味に付き合う優しいパパ以外は
最初は過激だったからこそ、戦闘も昔ほど痛そうじゃなく可愛い要素強めにしても固定ファンや知名度を獲得して、ソフトな内容にもできて行けたんだと思います
ホロライブは後期メンバーのチャンネル登録者数が多い
ホロライブほどの大手事務所になってくると、チャンネルが作られた時点で数万人の登録者が得られるほど新人が注目されます
しかし、すでに活動を続けているメンバーって「存在は知っていても新たに見始める機会がない。おすすめにも出てこないし」ってことは多い
切り抜きでなければ数時間の配信も当たり前なので、気軽に開けなかったりもします
開いても待機画面でブラウザバックしちゃったり
ときのそらはYouTubeチャンネル登録者数83万人ほどで、十分すごいと思いますけどホロライブメンバーには100万人超えが何人も出ています
それでもときのそらって私の中でカリスマで、同じように感じてるファンや後輩も多いと思う
ときのそらがいて、ときのそらが人気を獲得しなかったら今のホロライブの人気を得るのはもっと難しかったか、無理だったと思えるからです
それは0期生、イノナカミュージック、1期生、2期生、もちろんゲーマーズ、3期生、4期生にも言えますし、5期生も確実にホロライブファンを増やしています
だからといって、「後輩の方がすごい」とイコールではない
後輩だからと言って楽ができているとは思えませんが、そもそも「デビュー時に見てもらえる」という強みがあるのは先輩が今の場所を作ったからこそ
小さめな事務所や個人の初配信を見かけることがあるんですけど、魅力的では?と感じるVTuberでも事務所の知名度によって初配信に集まるのは多くて千人とか。
ホロライブやにじさんじだと、今は万〜数十万だったかな?最低でも1万は超えていたと思う
もちろん知ってもらえたところで本人に魅力がなければファンはつきません
だから知名度という母数は先輩たちのおかげの面が多かったとしても、ファンを獲得できているのは本人の魅力や努力や適切な活動内容の判断など実力でしょう
これに関しても、やっぱり先輩も後輩もスタッフも事務所も影響しあってお互いにファン獲得や、時にはアンチ獲得もあると思います
やはり桐生ココの存在って大きかった
ホロライブ4期生で卒業生の桐生ココ。
私は彼女の卒業後もよく話題に出すんですけど、今思い返すとホロライブのメンバーに対してどんな人なのかを知るきっかけを作ってくれたのは彼女でした
全メンバーのチャンネルに行って複数の動画をチェックしどんな魅力があるかを知る…という途方もないことはできないしおすすめにも出てこないので、先輩を知るきっかけはないし、デビューしたメンバーも全員チェックするとは限らないんですよ
ホロライブ全体の知名度を爆上げした桐生ココ
でも桐生ココって…
ていねい語だけど過激な発言や毎朝のハイクオリティ配信や海外のR18VTuberを擁護する情報発信などなどなどで名を知らしめ
角巻わための回線落ちを「クソ雑魚回線」としてイジり、連絡が取りやすいことであさココでよくコラボし「ガンギマリ羊」という後のお約束ネタにも繋がり
無垢イメージの姫森ルーナをキメるタイプのあさココCMに出演させて、そこNGじゃないんだ、と幅広さを教えてくれたり
当時一部のリスナーから「4期生で一番影が薄い」と言われていたらしい常闇トワを「メンヘラ」「すぐヘラる」とネタにして興味を引き
天音かなたがパワーポイントを何時間も勉強して作った初配信の画像を、桐生ココが短時間でそれ以上のクオリティをつくるなど、新たにゴリラキャラが出るまでの「PP天使」というキャラ付けになりました
同期の知名度を非常に高めただけでなく、先輩にも積極的に協力を求めて●●パイセンと呼んで(裏で許可は取り)遠慮なしにイジったり
そもそも英語が母国語ということでホロライブの海外ファンを爆発的に増やし、日本語がわからないのに日本のホロライブメンバーのファンであるという人までいます
私も英語わからないのにENGLISHやインドネシア見てます
英語圏をメインに活動するホロライブENGLISHも、桐生ココがいなければ発足しても成功するビジョンがその時より薄かったでしょうし、先に海外知名度をあげたことでホロライブENGLISHをデビュー時から見てくれる人も非常に多くなったことでしょう
今ではホロライブメンバー全員を知っている
どの程度理解しているかを抜きにすれば、私はホロライブメンバーの顔と名前が全員一致します
ホロライブくらいの人数がいたら、私ってあまり全員覚えるってできないんですよ
これは4期生までが参加した2856万回再生のおちゃめ機能だったり、Shiny Smily Story水着MVだったり、桐生ココが興味を持たせてくれたことだったり、これは影響あったかよく覚えてないんですけどもしかするとeloliveのおかげだったかもしれません
今となっては箱推し
私が言っても客観的に1mmも説得力がないんですけど、普段配信を見ている時ホロライブメンバーをセンシティブな目線では見ていません
(説得力がないというのは、そういう絵を見たり描いたりしてるから)
そういう目線で見てないからこそ不意打ちにやられることはありますが、それが無かったとしてもホロライブメンバーが気になるし、見ていて楽しいし、ホロライブメンバーが好きだから見ます
でもやっぱり、eloliveであったり、ヤベー奴がいるということであったり、可愛い子がいるということ。複数のタイプの魅力が入り口になって、他の面も好きになっていくことはめずらしくありません
今までがあって、そして今があって今のホロライブの魅力があるんです
最後に
ホロライブには知名度が高くファンもアンチもいるわけですが、ファンが今ほど多くなったのは全ての要素あってのこと
不適切発言だとか炎上とか運営しっかりしろとかいい加減にしろだとか許せない人もいれば、それらを知らずに応援している人やわかった上で応援している人やその中にあるデマをデマだと知っている人もいれば…知っている人が多ければそれだけ色んな感じ方がありますよね
私は私自身がろくな人間じゃないと思っているので、ホロライブメンバーほど知名度があったとしたら袋叩きにあうんだろうなと容易に想像できます。そして彼女たちほどつらさを見せずに活動し続けることはできないでしょう
だから何かしら欠点が見えてもそれを理解した上でまだまだ応援したい気持ちは消えません
私は減点式で人を判断するのが直せなくて、どんな欠点が人によって許せるか許せないかのボーダーが全然違うことがわかる、私自身が普通の人が許せることを許せない人間なので。だからアンチと同じなので、アンチに偉そうなことは言えません
ただ、自分がアンチの心を持つ対象のファンから見ると自分はこう見えるんだろうなというのが見えて、これが「人を見ることで自分が見える」というミラーリングってやつなんだろうなーと
私が自分のアンチ心を口に出してしまえば、取るに足らない範囲におさまらなかったとしたら、「嫌いでいいけど邪魔はしないであげてほしい」とファンから思われるかも。殺意を抱く人もいるかもしれませんね
アンチが生まれるのも、今の活動の場があるのも、人気があるのもやっぱり全部ひとつながりで今までの軌跡だと思う
私はまだしばらく、もしかするとずっとホロライブが好きなので好意については発信したいなと思います。私の好意は多分普通の人より汚いので、推しを不快にしてないかずっと不安ですけどね
発信する必要性としたい気持ちがなくなったら黙るかも
ただ、ホロライブメンバーが楽しそうにしているのが見ていて嬉しいので、応援してます