同じタイトルで複数回記事にしている気がします。
ウマ娘 プリティーダービーやグランブルーファンタジーを運営開発しているサイゲームスって本当にシナリオとキャラが良いんです。
ニュイのウマ娘配信
そしてウマ娘を配信しているにじさんじ所属のニュイ・ソシエールは、ウマ娘のそれらを理解して感動してくれるので、良さを知らなかった人でもわかりやすい。
ウマ娘は知ってるけど競馬はわからん、という人でもわかりやすく「この性格は実際の馬の性格を反映してる」「このエピソードをこのストーリーに落とし込んだのか!」と感動しながら解説してくれます。
ニュイの理想、テイエムオペラオー
自分に全く自信のないウマ娘のメイショウドトウを育成する配信。
戦うと毎回2位だったメイショウドトウと、1位だったテイエムオペラオーは対照的な競走馬です。
弱気なメイショウドトウと対照的で、自分自身を愛し、恥じることなく、自分を否定しないからこそ他者も否定しないテイエムオペラオー。
ニュイは別の配信でもたびたび「自分最優先」ということを口にしていて、日本のRPGやアドベンチャーゲームではよくある自己犠牲はあまり選ばない印象です。
自分を大好きである重要性
ニュイが言うニュアンスと違うかもしれませんが、自分を大好きであるというのは自己受容と自己肯定の上位互換だと思います。
自己受容とは、自分の良い部分も悪い部分も自分自身だと認め、それを受け入れ許せること。
それができた上で自己肯定できれば、失敗しようと恥じたり落ち込んだとしてもそれで自分を否定することにつながりません。
そのさらに上位である自分大好きであれば、恥ずかしい場面を人に見られようとダメージ自体も小さく、テイエムオペラオーレベルになればそれが全然おもてに出ないか、そもそもダメージがないなんてこともあるかもしれない。
失敗を見ないふりするのでなく、失敗しても自分を好きであるなら余計な心労なく改善方法を見つけ実践していきやすいでしょうし、成長につながる。
まったく落ち込まずに反省できて次に活かせたら、それこそ自分にとって世の中の全てが解決すると言って良いんじゃないでしょうか。
最後に
私は自分大好きどころか自己需要すらできていないのでテイエムオペラオーは未知の存在ですが憧れはあります。
これもニュイがちょくちょく言っている「憧れは理解から最も遠い」(BLEACHの名言らしい)の通りですが。
ニュイは「目指す先」と言っているので、それは”憧れ”というより”目標”なんですよね。
テイエムオペラオーやニュイって人に「もっとこうしたら?」って口を挟まない印象があります。
求められて手伝うことはあっても、助けを求めてない相手にわざわざ踏み込まない。
それは薄情じゃなく、むしろ自分は自分、そして人は一人の人間であると言う尊厳を守ることだと思う。
過干渉って「お前には無理なんでしょ?」と言われてることでもありますから。