技術って言っちゃうと印象が良く無いかもしれませんが、以前から猫又おかゆ(以下「おかゆ」)の人を褒める力は強いな、と感じていました。
少し具体的にまとめられるかなと思えたので、書き記してみます。
※この記事には大量にイマジナリーが含まれている可能性があります。
言われ慣れていない事実
おかゆが「ウソをつかずにその人があまり指摘されない良さを言葉にする」シーンを度々見かけます。
これって言われた人からするとかなり嬉しいことで、印象にも残りやすい褒め方です。
「おもしれー女」
”女なら誰でも俺のことが好きになる”みたいなイケメンが、自分に惚れない普通の女子が気になりだすというのは結構流行りました。「おもしれー女」ってやつですね。
もっと印象の良い例えで言うと、いつも「かわいい」とばかり言われる男子が「かっこいいね」と言われてトゥンクしたり、「かっこいい」と言われる女子が「かわいい」と言われてドキッとするような。
「(百鬼)あやめちゃんは面白い」
「かわいい」と言われることは日常的でも、「面白い」と面と向かって言われることはめずらしいことでしょう。思っていてもわざわざ言わない人が多いですし。
でも配信で面白いことを言うのは面白がらせたい、楽しませたいという意識があるからで、「草」コメントで溢れているという事実からウケていることも本人は知っている。
そんな中であまり指摘されない「あやめちゃんって ”実は” おもしろ余だよね」という、事実だとわかっているけれどなかなか言われない褒め言葉を1対1で言われる。
これは心に響くし印象に残りやすい言葉です。
「(紫咲)シオンほんと声かわいいよ うらやましいもん」
自分の声が可愛くないと思い、かわいい声がよかったと言う紫咲シオン。
本心から自分の声がよくないと思っている場合、「でも違うし」と思いやすいのです。
しかし紫咲シオンが言うに、おかゆの言葉には「うらやましいもん」と続いたらしい。
この言葉はおかゆの主観なので、そこにウソを感じなければ「少なくともおかゆはそう思ってるんだ」と受け入れられます。
男性から「うらやましい」と言われることもありませんし、顔と声を知っている相手からの言葉というのがまた強い。
「(文野)環さんのこと大好き」
にじさんじの猫とホロライブの猫として、ライバルだと思っていた文野環に嫌味を感じさせず「勝てないですよ」と全く敵意のなさを見せ「大好き」と言うと文野環の配信ネタで思いのほかガッツリと見ていることを証明。
文野環は自分を好きな人が好きな印象もあるのでクリティカルヒットなのでは?と思います。
敵対視しあう相手かと思ったら自分のことを大好きだったというギャップ。これは堕ちる。
(リスナーへ向けて)「ダメになる日も必要だと思うよ」
「頑張ってると思う」「たまには頑張らない日があってもいい」という言葉は私みたいな人間に響く言葉で、私と同じように感じるリスナーも多いのではないかと思う。
私はまったく頑張れない人間ですが、12時間休憩なしで作業していることも多く、頑張ってないけど苦しんではいるので。
明らかに頑張りを知っている、頑張っている人から「頑張ってると思うよ」と言われるのって、なんだか許された心持ちになるのです。
不思議なことにおかゆの言葉って負の感情を誘発されにくくて、「でも自分はおかゆほど頑張れてないし」みたいな比較する考えに至りません。癒されます。
最後に
褒められたいけど褒められないという人や、1面しか褒められない人が慣れない良いところを指摘されるととても印象に残るし、その言葉をくれた人に好感を持ちやすいと思います。
ホロライブメンバーの3DLiveゲストに呼ばれまくったり、おかゆ奪い合いネタがちょくちょくあるなどリスナーからもホロメンからも人気がある印象ですが、一才の高慢さを感じず安心できます。
推しに依存するのは反転アンチやロスのリスクが高すぎるので気をつけなくてはと思いますが、やっぱり好き。