PINEAPPLE ON PIZZA(パイナップル オン ピザ)とは
PINEAPPLE ON PIZZA。YouTubeでサムネを見かける「圧倒的好評の謎ゲー」。
気になるけど動画を見るのはめんどい……という方向けにさらっと解説。
ネタバレ
陽気な曲に合わせてさまざまなダンスをする人々。
プレイヤーが火山に飛び込むとマグマがあふれ、人々が焼き尽くされていく。
マグマが浜へ到達するとカメラが上空から見下ろすアングルになり、まるでピザの上にパイナップルが乗っているように見える。(下画像)
▼さらに、タイトルロゴに切り替わる
ネタ解説
ピザにパイナップルはNG!
「ピザの上にパイナップルをのせる」のは、海外で”許されないこと”のニュアンスをもつネタ。
日本で近い例をあげるなら「からあげに勝手にレモンをかける」をさらに過激にしたイメージ。
つまり、このゲームは手の込んだブラックジョーク。「ピザにパイナップルはそれほど悲惨なことだ」あるいは「ピザにパイナップルのせるやつは死ね」と言わんばかりの壮大なネタなのだ。
ミーム画像
パイナップルピザネタ画像が無限にある。それほど海外ではメジャー。
「好きなピザは?」「パイナップルをのせたやつ!」
ゆるされない。
イタリアの拷問技法
「やめろ!ピザにパイナップルを乗せるなんて!」みたいな画像
プレイヤーの行動が読まれている
プレイヤーは「何をしたら良いんだ?」と考えながら、住人のダンスの違いや、年齢、いれずみなどを探索する。
しかしやることがなくなり、やがて「火山に飛び込んだらどうなるんだろう」
飛び込むとマグマがあふれ、おどろく。
「住人たちはどうなるんだ?」「なぜ逃げない!?」と、陽気な曲とグラフィックに見合わないリアルな悲鳴を聞く。
中には逃げる人々や、熱でポップコーンになるとうもろこしなどの存在に気がつく。
しかし逃げた人々もみな死んでいく。
「あの人はどうなる?」「助かる人はいないのか?」
プレイヤーはそう考え、二周目以降のプレイを始めてしまう。
ゲームがいくらでもある現代。クリアしても2周3周とプレイするゲームなど、名作以外にありえない。
死に様の一例
鳥にエサをあげていた人は鳥が持ち上げてくれたが、鳥が力つきて共にマグマダイブ。
海へ逃げ出した者は溺れ、サメに食われ、ボートは火山弾で沈没する。
最も衝撃的なのは、自分がマグマダイブするのを承知で赤ん坊を投げ渡す母たちによる悲劇的な命のリレー。
母から子を受け取るが自分もダイブが確定し、次の住人に投げ渡す父。空中で受け取るが、やはり落下が確定しもう一人へ投げ渡す住人。赤ん坊を受け取りそこねて倒れ、マグマに飲まれる住人。赤ん坊はマグマの中へ。救いはない。
なお、亀はマグマが迫ると神速で逃走。唯一の生存。
とうもろこしは熱でポップコーンになる。
曲がいい
どのくらいいいかと言うと、ゲーム本体が無料なのに、実質一曲しかないサウンドトラックが有料であり、買う人がいるほどだ。
まとめ
- ピザにパイナップルはNG。ピザという幸せをパイナップルが台無しにする。
- 曲がいい
- プレイヤー心理をあやつられる衝撃
- 事前情報なしでプレイすると衝撃の展開
- 複数回プレイしたくなる仕組み
Steamでは良いゲーム・名作ゲームですら「非常に好評」であり、「圧倒的好評」は激レア。
なお、このゲームは無料である。 ※Windows8以上専用
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