PDAに記録されるマルグリットに関するデータと音声記録の和訳
ロビンとの会話は別記事▼
I’d Rather be Hunthing
こんなことより狩りがしたい
マルグリット:いいか、マーグ婆さん。この温室は嫌いだから覚えておくべきポイントをいくつか記録する。そうすれば最悪な作業を2度としなくて済むからね。
栄養失調を追い詰めて殺すことができないのが残念だ。
最初に:最初に2〜3日は土が固まっていったが、結局乾燥させた昆布で断熱をするしかなかった。断熱を追加する助けにもなった。熱源となる水。
忌々しい昆布を食べておけばよかったのかもしれない。だけど私の体はサラダを欲してた。
私の体もエクソスーツで出来ていたらよかったのに。
次に:グローライトは必須だった。初めてレタスを収穫したのは誇らしい気持ちになったもんだ。
半分はプレストンプラントの肥料にした。
あのスノーストーカーは何でも食べるが、いつも半分は吐き出す。
私たちに共通するもう1つ。
このよだれまみれの緑のゴミは良い堆肥だ。
Just A Couple of Friends, Talking
友人との会話
サム:すでに解毒薬は作って、洞窟に隠してあるんだけど……
マルグリット:それがあんたの「計画」?
サム:あなたはうまくいかないと思ってるのね
マルグリット:あんたの考えは規模が小さすぎるんだ。あんたがバクテリアを破壊するのに熱心であれば、アルテラもあんたに賛同するかもしれない
サム:そうだね
マルグリット:そう思うのか?バクテリアは脅威なのか、それとも違うのか
サム:脅威よ
マルグリット:対処する必要があるのか、無いのか?
サム:必要がある
マルグリット:で、どっちが正しいんだい?
サム:私?
マルグリット:そうだよ、本気で言いな
サム:私よ
マルグリット:本気でって言ってるんだ、TransGovの不正な法廷で証言しているみたいなんじゃあなくてね
サム:私よ!
マルグリット:良いね。じゃあ、この洞窟を全部封鎖するんだ。ちょうどいいものがある、釣り用に作ったんだが氷山を半分くらい宇宙の彼方に吹き飛ばしちまった。魚は全部蒸発した
サム:わかった……
マルグリット:研究所にも行かないと意味がないな。というか、わかるだろ?私に任せな、楽しくなるよ
Marguerit Maida
マルグリット・メイダ
名前:マルグリット・メイダ
職業:フリーランスの傭兵
ステータス:行方不明。最後に連絡が取れたのは、4546Bの別のセクターで発見された、リーパー・リヴァイアサンを殺したとされる録音だった。
パーソナリティ・マーカー:マルグリットは権威ある人物、特に企業に関連した人物に対して非常に強い不信感を抱いている。彼女は強い意志を持っており、最初の接触では冷たい印象を受けた。
歴史:マルグリットについてはあまり知られていない。
彼女は、鉱物資源に恵まれた僻地の企業植民地であるモンゴリアンステートで生まれ育った。
16歳で家を出て、傭兵の仕事を転々としていた。最終的には、モンゴル国防軍とトランス・システム・フェデレーションに参加した。
その後、モンゴル望遠軍とトランス・システム・フェデレーションに所属し、高い評価を絵柄、ミッションから外れたためにトランス・システム・フェデレーションを不名誉除隊となった。
詳細は不明、しかし我々の調査ではわずかな情報しか得られていない。マルグリットは情報偵察任務の責任者だった。何を発見したのかは不明だが、彼女は3日間で現地の治安組織を黙殺した。それ以上の情報は、現地のダミー会社も教えてくれなかった。ただ、自分たちを救ってくれた「神の手」に感謝していると言うだけだった。
彼女の最後の任務は、4546Bに墜落したデガシ号での、海賊やスカべンジャーに対する民間警備であった。
Marguerit Maida’s Log #1
マルグリット・メイダの記録 #1
私は海面下500mのにいた。
海底の塊が私の周りに沈んでいった。
片手で怪物の鱗を掴み、もう片方の手は彼女の眼窩(がんか)に刺さった金属の破片を掴んでいた。彼女は死神(リーパーリヴァイアサン)だ。
怪我をしているが生きている。すでに片目を失い、もう片方の目も抉り出すところだった。
私たちはクレーターの端にある空洞に向かっていた。盲目になりながらも、彼女はより深くへと落ちていった。
私には選択肢があった。掴み続けるか、手を離すか。
彼女が私を深海へ連れて行くのを、私は必死に追いかけた。
酸素ボンベの空気量は残り1分。当時の私はボンベが尽きても3分は大丈夫あった。
リーパーを殺すのに4分、水面に戻るのに数分しかなかった。
殺すのが好きなわけではない。必要なものが他人の胸郭(きょうかく)の中にある事が多いのさ。
私はあの美しく恐ろしい生物を殺し、地表に向かった。
息を整えると、思っていたよりも遠くまで来ていることに気がついた。
私は水のような虚空に包まれていた。私と海だけ。他には何もない。
Marguerit Maida’s Log #2
マルグリット・メイダの記録 #2
選択肢はなかった。岸にたどり着く前に、疲労で死ぬだろう。私ができることはどこかに漂着するまで生き延びることだけだった。
吸い込まれるような感覚がして、突然、水中から巨大な顎が私に向かって上がってくる。リーパーの死体が海面に浮かんでくるまで数時間かかった。
私はナイフを使って彼女の脇腹をよじ登った。
少なくとも2〜3日は浮いていられるだろうと思った。一息つくには十分だ。しかし彼女が沈むのが先か、私が渇きで死ぬのが先か。
私はナイフ、リペアーツール、3リットルの水を持っていた。少なくとも過労死はしないだろう。
リーパーのほとんどは筋肉だが、わずかながら脂肪がある。私は暖を取り、水を飲む事ができた。
あまり多くのものは持っていなかったが、リペアーツールを持っていたのでひらめきを得た。
最初の火をつけるのに一週間かかった。
リーパーの脂肪の燃焼特性についてはよく知っている。火の使用量を制限しなければならなかったが、火がつくと獣の胸郭から切り出した肉を吸う事ができた。
Marguerit Maida’s Log #3
マルグリット:漂流が始まって一晩後、私はほとんどリーパーリヴァイアサンの胸郭に住んでいた。それはシェルターであり食料だった。
肉は腐り始めていた。漂流しているうちに気温が下がり、腐った肉は硬くなって凍り始めた。
ゆっくりと、ほとんど気づかないうちにリーパーは浮力を失い始めた。私たちは毎日少しずつ沈んでいく。私の聖域は、私の墓になりつつあり、私は海竜と風に翻弄された。
ある日、遠くにペングリンの群れが見えた。私は幸運だった。鳥が泳いでいるなら、近くにしっかりとした陸地があるはずだ。数時間後、私は美しい光景を目にした。陸地だ。
リーパーは徐々に沈んでいったが、もう心配ない。リーパーがついに水面下に沈んだ時、私は岸までのんびり泳ぐことができるほど近くにいた。リーパーの頭蓋骨を取りに戻ることを記憶しておこう。
Marguerit’s Prawn Suit
マルグリットのプローンスーツ
この標準的なMk.3 P.R.A.W.N.は、所有者によって手動で改造されており、ホットスワップ可能な作業アームの1つを若いカリセレートリヴァイアサンの下顎に交換されています。
このP.R.A.W.N.はアルテラの未分類であるファブリケーションスイートでは、この改造は機能的なものというよりスタイル的な選択のように思われます。
しかし鋭利なクローアームは、経験豊富なパイロットが身を守るために有効なことは確かです。
評価:所有者はあなたに干渉されることを望んでいない。
まとめ
内容に違和感を覚える部分はあるものの、これ以上の翻訳ができなかった
それでもマルグリットが前作のデガシ号最後の記録からどのように生き延びてビロウゼロの地に流れ着き、試行錯誤して温室を作り、カリセレートリヴァイアサンの子供を狩ってプローンスーツを改造したことがわかり、かなりスッキリした
翻訳前に書いたいくつかの別記事は、ここに書いたことと矛盾するだろう
それにしても、ゲーム中で主人公のロビンは植木鉢をスキャンしてあっさりと栽培ができる
マルグリットがそれをできなかったのは、スキャナーやファブリケーターを持っていなかったから?だとすると、プローンスーツはアルテラから盗んだものか?あるいは「ゲームだから」で納得すべきか?
と、まだよくわからない部分がある。温室を作る時点ではまだスキャナーやファブリケーターが使えず、アルテラ職員がいなくなった後にデルタ基地を利用して作り始めることができたのかもしれない。デルタ基地を「私の縄張り」と言い張るくらいだ。
しかし火山クレーターに残してきたデガシ号の生存者二人になんの興味もなかったのか、話題に出されていない気がする
リーパーリヴァイアサンと戦い、リーパーに生かされた経験や、温室作りで二度と苦労したくないために取った記録はともかく、基本的に過去は振り返らない性格なのかもしれない