大乱闘!?夏色バカンス
※内容は自己解釈です。※キャラセリフは書き起こしではありません。
全員が並行してイベント進んでいくんですが、マックイーン&ゴルシ&ナカヤマ、チヨ&マルゼンでかなり別れているので分割しました。
今回の登場キャラクター
- メジロマックイーン(以下マックイーン)
- ゴールドシップ(以下ゴルシ)
- ナカヤマフェスタ(以下ナカヤマ)
- サクラチヨノオー(以下チヨ)
- マルゼンスキー(以下マルゼン)
舞台はイベント『スプラッシュ・レク』
まもなく学園主催のイベント『スプラッシュ・レク』が開催される。
『スプラッシュ・レク』では水場でのトライアスロンや水鉄砲サバイバルゲームが行われる。
メジロマックイーン・ゴールドシップ・ナカヤマフェスタ
メジロマックイーンは雑誌の取材を受け、記者から『この内容で問題ないか』と送られてきた記事を確認。
記事に載っていたマックイーンはスイーツの話ばかりしていて、これはメジロ家としてふさわしくないと修正してもらうことにします。
スイーツの話をけずると内容が不足するため大幅な修正が必要になる。
メジロ家としてふさわしい自分でいなければいけないという責任感と、自分のわがままで大きな迷惑をかけているという罪悪感が少しだけマックイーンに影を落とします。
普通なら参加しなさそうなナカヤマはゴルシと謎の「犬ゲーム」をしていて敗北。賭け勝負の勝者ゴルシの要求により、ナカヤマもイベント参加することに。
さらにゴルシはマックイーンの参加希望を勝手に提出し、先生は非合意と知らずそれを受理し手続きを迅速に終えてしまう。
マックイーンは「また自分のわがままで迷惑をかけられない」と不参加希望を言い出せず、参加することになってしまいました。
ナカヤマは「ゴルシほど自分が世界の中心だと思ってるヤツはそうそういねぇ」「今のマックイーンとはキレーに正反対」で、周りを気にして我慢してるマックイーンの今の状態はしょうもないと評価。
マックイーンは「メジロ家としてふさわしい振る舞いを」という決意を強くもち、ゴルシからだけでなくナカヤマからも「つまらん」と評価を受ける。それでも「メジロ家として」という矜持は揺らがない。
イベントでの競争開始。
ゴルシは勝負とまったく関係のない釣りを始めようとしたり、チヨがそれを真に受けて「釣り竿持ってきてません」と慌てたりとドタバタ。
雑学クイズでのナカヤマvsゴルシはゴルシの勝利。タツノオトシゴは魚類。(ゴルシは雑学クイズに恐ろしく強い)
マックイーンやゴルシたちも順当に勝利を重ねていきます。
「安全な妨害ならOK」という真・自由形3000mではゴルシに水をかけられるなど散々なマックイーンは、それでも「イベントでも節度は守らないといけません」と自分を律する。
全力で楽しもうとするゴルシと、節度節度を繰り返すマックイーンは衝突。ナカヤマは「どっちが正しいってこともねぇよ。」と二人に賭けを提案。
ゴルシが勝てばマックイーンは遊びに付き合う。マックイーンが勝てばゴルシはしばらく大人しくする。そんな負けられないバトルとなった。
決勝戦は水鉄砲のサバイバルゲーム。
水着のデザインは自由ということで、マックイーンとゴルシは新たに購入した様子。(新実装水着)
楽しい勝負をしようとするゴルシに反し、マックイーンはメジロ家の者としての振る舞いを忘れずに戦おうと頑な。
勝負が始まり悲鳴が聞いたマックイーンが現場に駆けつけると、3人のウマ娘がやられていた。
ナカヤマが物陰に自分がいると見せかけたトラップをしかけ、ウマ娘たちはそれに騙された。
とはいえこれは完全なナカヤマ有利の罠ではなく、ウマ娘たちが罠にかかるか、ナカヤマが息をひそめている間に熱さに耐えられなくなればナカヤマの敗北というリスキーな賭けだった。
マックイーンがウマ娘たちから話を聞き、ナカヤマを警戒するとそのナカヤマはすぐそばで倒れていた。
ナカヤマは賭けに勝利したものの、結局熱さでダウンしていたのだ。
マックイーンは不本意ながら勝負ではなく、介錯というかたちでナカヤマを倒した。
マックイーンはゴルシの挑発に熱くなりかけるも、自分を律し続ける。
とうとうマックイーンvsゴルシの熱い勝負開始……と思われたが、あくまでもメジロ家としてふさわしい振る舞いをしようと自分の熱さを抑え込むマックイーン。
いくら楽しもうとしても周りのことばかり考えるマックイーンにゴルシはがっかりし、「つまんねーつまんねーつまんねー!」と騒ぐとその場に寝転び、「飽きたー」とやる気を完全になくす。
マックイーンは何をわがまま言っているのかとゴルシを諭すが、観客は「さすがゴルシ」「これだからあいつは面白い」と好反応。
それを聞いたマックイーンは、自分と正反対に自分のすべてを包み隠さず奔放に振る舞うゴルシが周囲を楽しませているという事実に驚く。
マックイーンは「ゴルシのようにもっと自分を出して良いんだ」と考えを軟化させ、ゴルシに激しく声を荒らげて勝負を申し込む。
ゴルシは満足そうに楽しげな表情を浮かべ、マックイーンとの勝負に挑む。
弾切れを起こすマックイーンだが、このバトルは水の補給所があり、そこへたどり着けばカートリッジを取り替えられる。
ウマ娘の本領発揮。マックイーンが駆け出し、ゴルシが追う。
マックイーンはなんとかカートリッジを入手しリロードすると、とうとうゴルシを仕留めた。
その後、焼きそばを食べたりしつつ談笑。しかしゴルシはマックイーンとの勝負に負けて「静かにしなくてはいけない」ため無言。
しかし無言なだけで、焼きそばを食べるマックイーンの前で生クリームを取り出すなど行動がうるさい。
今回やけにしつこく絡んできた理由をゴルシに尋ねると、「あまりにつまんなそーにしてたから」「そういうやつはつつきたくなる」「そういうヤツは見てても一向におもしろくならない」と回答。
マックイーンは、つまり自分の様子がおかしいからかまってきたという事実に気がつく。
ゴルシはいつものようにはしゃぎそうになるも、大人しくしなきゃいけないという賭けを思い出してそれを抑える。
二人は隣合わせで座り、マックイーンがゴルシの肩に頭をあずける。
「大人しくしているのは夕日が沈むまででかまわない」と言い、にぎやかなイベントは幕を下ろすのであった。
サクラチヨノオー&マルゼンスキー
チヨは憧れのマルゼンを『スプラッシュ・レク』へ誘った。
マルゼンは明るくその誘いに乗るも、わずかなためらいを見せる。
しかしチヨは他のウマ娘が「久しぶりにマルゼンが参加するらしい」「勝てるわけないから決勝は参加せず観戦しよう」と話しているのを耳にします。
「さすがマルゼンさん」と思うものの、チヨはこうしたイベントが好きであろうマルゼンが「久しぶりの参加」であることに違和感を覚える。
チヨは予選で「天才にフィジカルでは勝てない」と実感し、マルゼンが過去に参加していた『スプラッシュ・レク』の記録を確認する
そこにはこの大規模なイベントの決勝、水鉄砲によるサバイバルゲームで他の参加者全員から集中攻撃され、たった15分で全滅させてしまったマルゼンがいた。
他の参加者が集中攻撃をした理由も「まともに戦ってマルゼンに勝てるわけないから」であり、観客も「え?このイベントの決勝これで終わり……?」と白けた空気に。
マルゼンがチヨの誘いにわずかなためらいを見せたのはこのためだった。
マルゼンが勝利を喜ばれなかったことよりも、チヨは「誰もマルゼンを必死にさせられなかった」ことに引っ掛かりを覚える。
それをマルゼンへ伝え、「あなたのことは私が倒しますっ!」と挑戦状を叩きつけた。
一方で、マルゼンはやはり圧倒的強者でかなうものはいなかった。
ウマ娘が進んだ跡をたどり、物陰に潜むチヨへ声をかける。
「隠れていることはともかく、どうしてチヨだとわかったのか」という疑問に、マルゼンは足跡の歩幅から、ゴルシはもっと足が長いし、均等な足運びは鍛錬を重ねたチヨのものだと断定したのだという。
やはりマルゼンは”怪物”であり圧倒的強者だったが、チヨはあきらめることなくマルゼンへと立ち向かう。
チヨはマルゼンが強すぎるあまりに楽しい勝負ができないという事に気づいていた。
だからこそ大好きなマルゼンに退屈などさせない、自分が熱くさせてみせると果敢に挑む。互いに相手の攻撃をかわし、互いに最後の一撃。被弾したのはマルゼンの方だった。
あまりの熱戦ゆえにマルゼンの弾切れ。チヨはマルゼンを楽しませるばかりか勝利したのだった。
しかし勝利したそのチヨの背から不意打ちし、猛攻の末に仕留めたのはゴルシ。あえなく、チヨとマルゼンはここで揃って敗退となった。
イベントが終わり、マルゼンはチヨが自分を熱くさせてくれたこと、立ち向かってくれたことで一生忘れられない夏になったと告白する。
チヨにとってもまた、忘れられない夏になるのだった。
感想あれこれ
ナカヤマはイベントを見てると勝負に強くかっこいいイメージが強いけれど、勝てる勝負さえわざわざリスキーな状態に切り替えるから普通に負けてると改めてわかるのが面白い。
マックイーンが水着の時に髪を結んでるの良い。
大好きなウマ娘配信者の方が言ってたんですけど、マックイーンがメジロ家にふさわしいと思える範囲で選んだかわいい水着だと考えると、より可愛い。
ゴルシのイケメンボイスと、黙っていたらトップモデル並の美人なのが良い。今回のボイス本当に最高でした。
↓ゴルシボイス最高シーン1 第7話より
↓ゴルシボイスの最高シーン2 第8話より
ここのゴルシ、言い方も何もかもが彼氏っぽい。あと背中が意外に大きい。でもここ、ゴルシが彼氏っぽいと言うよりマックイーンが彼女っぽい。
私は見ていて楽しめる恋愛が男女>異種族>百合>BLな感じなんですけど今回はときめいた。このシーンが百合だと主張するわけじゃないんですけど、同性とこうしたことをする発想が自分にないので。
競走馬ネタで言えばゴルシがマックイーンの孫なんですが、このシーンはマックイーンがゴルシに甘えてるめずらしい場面でした。
チヨの「天才たちにはフィジカルじゃ勝てない。」がすごく好き。これは私もよく考えることで、ウマ娘をプレイしていてもよく感じること。
小柄で少食なタマが芦毛の怪物オグリに勝ったのも、技術を磨いて食事に気をつけたからだと思ってます。だけどオグリに「その食事じゃ太るだけや。強くなるための食事せぇ」みたいなことを言ってフィジカルをさらに強化してしまい”敵に塩を送ってしまった”のが後の敗因になるという史実ネタ。
タマモクロスを担当した調教助手の井高淳一と、オグリキャップの調教助手であった辻本は仲が良く、麻雀仲間でもあったが、天皇賞後に井高はオグリキャップの飼い葉桶を覗き「こんなもんを食わせていたんじゃ、オグリはずっとタマモに勝てへんで。」と声を掛けた。当時オグリキャップに与えられていた飼い葉の中に、レースに使っている馬には必要がない体を太らせるための成分が含まれており、指摘を受けた辻本はすぐにその配合を取り止めた。有馬記念終了後に、井高は「俺は結果的に、敵に塩を送る事になったんだな。」と苦笑した[82]。厩務員の池江敏郎は、オグリキャップが寝藁を食べようとするほど食欲旺盛で太め残りとなるため、有馬記念前は汗取り[† 34]をつけて調教していたと述べている[83]。
オグリキャップ Wikipedia 中央競馬時代 競走内容
マルゼンは圧倒的な強者。
個人的に思うウマ娘の天才的絶対強者はマルゼン、ルドルフ、バクシンオーあたりで、みんな強者ゆえに『弱者の気持ちがわからず、周囲を絶望させてしまう』節がある印象。
ルドルフはまさに「唯一抜きん出て並ぶ者なし」を体現して皇帝たらしめなくてはいけないけれど、マルゼンはルドルフくらいしか強敵がいない。これってすごく寂しいし退屈だと思う。
だけどチヨはそんな強者を圧倒的強者と認識しつつも勝つことをあきらめない。これはウマ娘プリティーダービーに登場する名前ありウマ娘ほぼ全員に共通する強さ。
ウマ娘がモチーフ競走馬の史実を変えるにはウマ娘との絆とトレーナーの存在が不可欠説を推してるんですが、こうして世代の違う後輩や娘息子たちも大きな存在なんですよね。
以上、ネタバレと感想でした。他の記事も気になるものをぜひ御覧ください。
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