ウマ娘 – らく百科

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ウマ娘

ウマ娘とは、Cygames運営・開発・企画の現実に存在する(した)競走馬をモチーフとした架空の種族、また、彼女たちを主役としたゲーム・アニメ・漫画作品である。

ウマ娘の世界

ウマの存在

ウマ娘の世界には、男性、女性、ウマ娘という人類がいる。ウマ娘の性別はかならず女性であり、ウマ息子はいない。そして動物の馬もいない。

馬の漢字

そのため、象形文字を元祖とする漢字は「馬」の下部分が4本脚を表しているが、ウマ娘の世界では下の点が2つである。基本的にカタカナだが、「有馬記念」など現実のまま用いられるレースなどでは、その点がふたつのウマの漢字が使われている。

公道

ウマ娘は最大時速70km程度で走ることができるため、公道には車道、歩道、ウマ娘専用レーンがある。走る時はレーンを使い、歩行時は歩道を使う。交通機関の使用は人間と同様で、制限はない。温泉やトイレも人間女性と同じと思われる。

温泉

現実世界の一般的なものと違い、バスタオルOK。

同性愛

私たちのいる世界よりも理解が進んでいるようであり、道端で女性カップルが仲睦まじく会話する様子が見られる。また、ウマ娘の親が「いい人(恋愛的な意味で)を連れてきたのかい?」などと男性トレーナーか女性トレーナーかを問わずに言うことが多い。

メジロドーベルは男性が苦手であるがこれは男性から目線を向けられることに対する萎縮であり、性別の問題ではあるが性的な問題ではない。

ウマ娘(種族)

存在

「彼女たちは走るために生まれてきた」「時には数奇な運命を持つ別世界の名前と魂をもって生まれてくる」とされる、私たちが住む世界の実在の競走馬をモチーフとしたキャラクターである。

この世界のレースはギャンブルの競馬ではなくあくまでレースであり、幼児から見ても「きれいなおねえちゃんたちがすごくかっこよく走って、キラキラしたライブもする」という憧れの的。そのため老若男女のファンがいる。

走り

生まれながらに走るのが好きであるが、挫折を味わうことで後天的に嫌い(だと思い込む状態)になることはある。トップアスリートのレベルになると最大時速70kmにまで到達し、人の姿でありながら競走馬の速度を出せる。

挫折にかぎらず、アスリートではない職について働いているウマ娘もたくさんいる。(現実世界だと男ばかりの建設現場でも活躍できそうだが、いまのところはその辺りが現実と違う描写はない)

腕力

人間の数倍の力を持ち、ウマ娘の中でも怪力な部類に入ると成人男性との腕相撲に小指一本で余裕で勝ったり、つなひきで人間20名ほどと1人で渡り合ったり、数十トンのタイヤを引くトレーニングをしたり、トラックに積むレベルの箱を手で運んだり、鉄の砲丸を素手で圧縮したりする。(なお砲丸圧縮は他のウマ娘でも引く所業)

特に人助けが趣味のキタサンブラックなどはよく商店街で数十個の箱を積んで運ぶ姿を見せている。

戦闘能力

別に防御力が高いわけではなく普通にけがをするため、ぶつかった時のダメージは人間女性とほぼ変わらない(とはいえ、それだと走ることやレース中の接触は人間以上に危険であるため、人間より多少強いとは思われる)。この世界の人間も基本的には人間の女性へのものと同様の気遣いをウマ娘へ向けている。

耳・尻尾

耳が良く、自分への陰口や噂を聞いてしまうシーンが良く描かれる。実際の馬の聴力で聞き取れるデシベルレベルは人間とほぼ同じだが、範囲は広い。感情に応じて耳や尻尾が動くため、人間の女性と比べれば感情がわかりやすい(それでもクール系ウマ娘は耳にも出ないのでわかりにくい)。

耳の位置が違うため、ひそひそ話をする時は人間より深くかがんだり、ウマ娘用の固定電話は受話器が長く、スマホは基本的にスピーカー会話である。

ウマ娘用の帽子は穴が開いているが、マチカネタンホイザはこだわりがあるのか人間用を買ってハサミで穴を開けている。

尻尾は髪のように手入れが必要で、尻尾用のトリートメントもあり、ウマ娘用の衣類やバスタオルには尻尾穴が開いている。

尻尾をからませるのは恋人のハグ的な意味合いがあり、ドキドキする行為。その名も尻尾ハグ。

トレーナー

「人とウマ娘の絆によって成長する」とされているため、ウマ娘がウマ娘のトレーナーになってもうまくはいかない歴史があると思われる。そのため、走るのがくっそ遅い人間がトレーナーをつとめているのだが、現実の調教師がそうであるように、見事にウマ娘の実力を引き出す人間トレーナーが多数いる。

プレイヤー・視聴者視点だとうまくいっている関係が多いが、モブウマ娘の中には相性や故障によりトレーナーを恨みながら学園を去った者も多いことが描写されている。

ウマ娘の運命

ウマ娘は史実馬の名前と運命を持って生まれてくるため、基本的に運命には抗えない。

具体的には史実馬と同じタイミングで致命的な怪我を負い選手生命の危機に瀕する他、現実では死亡してしまうタイミングでウマ娘は命の危機までいかないもののやはり選手生命は危ぶまれる。また、特異な例ではアストンマーチャンは全てのものに忘れ去られ存在が消えかけるなど、ファンタジー的な力さえ働いてしまう。

これはアニメやメインストーリーでもほぼ同様であり、育成シナリオにおいても史実で負けたレースでは強大なライバルのステータスが異常に高くなることで再現されている。

しかしそのステータスを上回って勝つことが可能であるように、トレーナー(プレイヤー)の存在が特異点となり運命に干渉が可能。トレーナーによって致命的な運命を乗り越えたり、現実では勝てなかったレースに勝たせたり、ライバルと高め合うことで悲劇的な運命から逃れることができる。スマホアプリ「ウマ娘プリティーダービー」ではこのフラグが立つシーンで特定のSEがなる。

史実の落とし込み

ウマ娘の実装キャラクターはすべて馬主から正式に許諾を得てキャラクター化しており、そのリスペクトもすさまじいものがある。さりげない会話のひとつひとつに元ネタがあり、知らずにプレイしていてもそういうものとして楽しめるのだが元ネタを知っているとなおさら「すげぇ!」と驚嘆させられる作り込みようである。

メジロドーベルなどは「牝馬(ひんば。メス馬のこと)のレースでは圧倒的好成績なのに、牡馬(ぼば。オス馬のこと)がいると勝てない」というエピソードから男性苦手になっているが、その設定のためにプレイヤートレーナーを男にしているか女にしているかでセリフが全く違う。

メタ的に言えばセリフの構成やデバッグ作業、声優の収録に倍の手間がかかることであり、なみなみならぬこだわりである。

参考:【メジロドーベル】ストーリーはトレーナー性別を変えて両方見たい※ネタバレあり【ウマ娘】 | らくハレ

▼余談

にじさんじ所属のVTuber ニュイ・ソシエールの配信では本人がウマ娘も競走馬も両方愛している影響で元ネタに非常に詳しく、リスナーにはそれ以上に詳しい「史実馬が現役だった時代に生でレースを見た人たち」まで大量にいるため配信中に元ネタが次々発覚する。

ウマ娘のキャラクター一覧

ウマ娘のキャラクター一覧 – らく百科 | らくハレ

ゲーム

※2025年1月20日確認時点

ウマ娘プリティーダービー:スマホ向け育成シミュレーションゲーム

ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!

ドンジャラNEO ウマ娘 プリティーダービー
SPECIALパイセット ナカヤマフェスタver.

アニメ

※2025年1月20日確認時点

ウマ娘 プリティーダービー(主人公:スペシャルウィーク)
season 2(主人公:トウカイテイオー、メジロマックイーン)
season 3(主人公:キタサンブラック)
OVA「BNWの誓い」(ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケット)

うまよん

うまゆる(YouTube公式無料配信)1~24
アニメ『うまゆる』 – YouTube(プレイリスト)

ROAD OF THE TOP(YouTube公式無料配信)
アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』第1話 「夢のはじまり」
アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』第2話 「栄光の舞台」
アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』第3話 「走る理由」
アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』第4話 「想いはひとつ」

コミックス

※2025年1月20日確認時点

ウマ娘 シンデレラグレイ(主役:オグリキャップ)
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17(連載中 / アニメ化決定)

ウマ娘 プリティーダービー スターブロッサム(主役:サクラローレル)
2 3 4(連載中)

STARTING GATE! ―ウマ娘プリティーダービー―(主役:スペシャルウィーク)
2 3 4 5 6(全6巻)

ウマ娘 プリティーダービー ハルウララがんばる!(全10巻)

うまよん(完結済み。単行本はアニメ『うまよん』Blu-ray BOXにのみ同梱)

ウマ娘 プリティーダービー うまむすめし
2 3 4 5(連載中)

ウマ娘 ピスピス☆スピスピ ゴルシちゃん
2 3(連載中)

アンソロジー

※2025年1月20日確認時点

ウマ娘 プリティーダービー アンソロジーコミックSTAR
2 3 4 5 6 7 8 9 10

ウマ娘 プリティーダービー コミックアンソロジー(DNAメディアコミックス) ~Vacation~
~Forward~ ~Friends~

CD

※2025年1月20日確認時点

STARTING GATE 01~12

WINNING LIVE 01~25

うまよんミニアルバム

うまよんアルバム

アニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』アルバム

劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』オリジナル・サウンドトラック

二次創作ガイドラインについて

詳細はこちら:二次創作ガイドライン|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイト|Cygames

本作品は実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが数多く登場しており、馬名をお借りしている馬主の皆様を含め、たくさんの方々の協力により実現しております。
モチーフとなる競走馬のファンの皆様や馬主の皆様、および関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようお願いいたします。
具体的には「ウマ娘 プリティーダービー」において、以下の条項に当てはまる創作物の公開はご遠慮ください。

  1. 第三者の権利を侵害しているもの
  2. 本作品、または第三者の考え方や名誉などを害する目的のもの
  3. 暴力的・グロテスクなもの、または性的描写を含むもの
  4. 特定の政治・宗教・信条を過度に支援する、または貶めるもの
  5. 反社会的な表現のもの

ユーザー視点からは3.の暴力的・グロテスクなもの、または性的描写を含むものが問題として挙げられやすい。手描き絵師はガイドラインを守る者が多い(せいぜい公式よりやや過激な水着程度)が、画像生成AIユーザーによるR-18画像が大量投稿されており、気軽に出力できることから心理的ハードルが低いという画像生成AIユーザーの良識的問題が浮き彫りになっている。

公式ガイドラインには下記の文言もあり、ルールと良識を持っていれば二次創作自体に問題はない。

本ガイドラインは『ウマ娘』を応援していただいている皆様のファン活動自体を否定するものではございません。

※当項目引用は上記二次創作ガイドラインURLより2025年1月20日確認。

グラブルコラボ

同Cygamesが運営するグランブルーファンタジーとウマ娘のコラボが開催された。
スペシャルウィーク、サイレンススズカ、トウカイテイオーがセットで1キャラとしてプレイアブル、ゴールドシップとメジロマックイーンが召喚石として実装されている。

【グラブルのウマ娘コラボ(前半)】ネタバレ&感想考察 | らくハレ

【グラブル×ウマ娘コラボ】後半ストーリーネタバレ&感想 | らくハレ

余談

世界設定で「時には数奇な運命を持つ別世界の名前と魂をもって生まれてくる」とある以上、存在するウマ娘は競走馬のみということになる。が、性格には「競走馬候補として生まれてきたウマのみ」といったほうが正しい。というのも、「登場ウマ娘の妹が幼い頃に亡くなった」という史実に基づいたエピソードなどがあり、彼女たちは競走馬として一度も出走しなかったウマがモデルということになる。また、「別世界の名前をもってうまれてくる」とすると「(母の名前)の2023」といった識別番号のような名前をもって生まれたことに。

あくまで「時には数奇な運命を持つ別世界の名前と魂をもって生まれてくる」のはネームドウマ娘に限るといったところだろう。

関連リンク

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